2010年03月13日
高砂からのサンプルは?
富士宮市にあります富士高砂酒造から、
丸河屋酒店に1本のサンプルが届きました。

栓に青いシールが貼ってあるだけで、何の情報もありません。
こういうのって好きだなあ。
これはこれこれだからって言われちゃうと、
何がしかの先入観を持ってしまう。
ところが、何かわからないものを飲まされるので、
何だろう、何だろうと、自分の感性が騒ぐ。
っで、このサンプル。
香りからキモト系とわかりますから、
山廃なのでしょう。
口当たりから、搾ったばかりの生原酒。
濾過前の状態であります。
味わいからは、山田錦だなあ。
純米酒であります。
アルコール分は17度台ってとこか。
弱点は若干ですが、酒袋に入れて搾ったとわかること。
でもそうなると、高砂のラインナップからすると、
山廃純米無濾過生原酒あらばしりになるが、
それはすでに入荷している。
同じお酒を送るはずもないし。
このお酒は生でもいいし、一度火入れしても良いでしょう。
瓶で囲って、夏頃から美味しくなりそうです。
6月からは様変わりするほどの味わいの変化が見込まれます。
価格が1.8Lで3,500円以内であれば、12本くらい仕入れようかなあ。
でも6月から売るとなると、支払いが先で在庫として持っていなければならない。
すぐに売っちゃえばお金に代わるけどね。
そこが辛いところ。
そうだあ。
お客さんに買ってもらって、冷蔵庫で6月まで待ってから、飲んだもらえばいいか。
冷蔵庫に余裕のある方は、どうぞお買い上げください。
私が勝手に決めた解禁日までは、三ヶ月ありますが。
・・・・・・そのくらい待てますよね。
とか、勝手に想像してしまっていますが、
その前に蔵元にいろいろ聞く必要がありますね。
丸河屋酒店に1本のサンプルが届きました。
栓に青いシールが貼ってあるだけで、何の情報もありません。
こういうのって好きだなあ。
これはこれこれだからって言われちゃうと、
何がしかの先入観を持ってしまう。
ところが、何かわからないものを飲まされるので、
何だろう、何だろうと、自分の感性が騒ぐ。
っで、このサンプル。
香りからキモト系とわかりますから、
山廃なのでしょう。
口当たりから、搾ったばかりの生原酒。
濾過前の状態であります。
味わいからは、山田錦だなあ。
純米酒であります。
アルコール分は17度台ってとこか。
弱点は若干ですが、酒袋に入れて搾ったとわかること。
でもそうなると、高砂のラインナップからすると、
山廃純米無濾過生原酒あらばしりになるが、
それはすでに入荷している。
同じお酒を送るはずもないし。
このお酒は生でもいいし、一度火入れしても良いでしょう。
瓶で囲って、夏頃から美味しくなりそうです。
6月からは様変わりするほどの味わいの変化が見込まれます。
価格が1.8Lで3,500円以内であれば、12本くらい仕入れようかなあ。
でも6月から売るとなると、支払いが先で在庫として持っていなければならない。
すぐに売っちゃえばお金に代わるけどね。
そこが辛いところ。
そうだあ。
お客さんに買ってもらって、冷蔵庫で6月まで待ってから、飲んだもらえばいいか。
冷蔵庫に余裕のある方は、どうぞお買い上げください。
私が勝手に決めた解禁日までは、三ヶ月ありますが。
・・・・・・そのくらい待てますよね。
とか、勝手に想像してしまっていますが、
その前に蔵元にいろいろ聞く必要がありますね。
2010年03月04日
鶴齢山田錦特別純米無濾過生原酒をきき酒
飲食の専門誌である食楽の日本酒番付で東の横綱になった鶴齢。
鶴齢の純米酒として、山田錦特別純米無濾過生原酒が写真に載っています。
これが日本で一番の純米酒と食楽では決めているのであります。
今年も入荷し、みなさまへの発送も一段落してきましたので、
私も味見、飲酒、きき酒をしました。

なぜ、味見、飲酒、きき酒と書いたかと申しますと、
見かけ上は同じようでも、私の作業と気持ちは全然違います。
こと、きき酒となりますと、美味しいなどと思うことはありません。
これまできき酒してきて満点だなあと思ったのは、
たったの3酒くらいであります。
後は例え鑑評会出品酒第一位であっても、喉を通すことができないと
判断することもあります。
はっきり言えるのは、地酒祭りなどでお酒をきき酒したら、
すべて香りだけ嗅いで、後は吐き出していることでしょう。
それに比べますと、飲酒はいいもんです。
仕事抜きです。
さて、この鶴齢でありますが、
それはそれは美味しいお酒でございますとも。
横綱に選ばれているだけのことはあります。
透明感があって綺麗。
フルーティーさの奥にお米が存在している、
飲みやすい純米酒であります。
これを飲んで悪口を言う人は、お酒好きだったらいないでしょう。
日本酒を普段飲まない方にとっては、味があるので、濃すぎたり、
水で調整していませんから、アルコールが強く感じることはあります。
一般的なお酒の中ではやはり横綱なんでしょう。
しかし、きき酒に厳しい私には、私なりの感性と言いましょうか、
酒の道とでも言いましょうか、愛があります。
私のきき酒において、最も厳しい分野は、
原酒であります。
それも無濾過生原酒などの分野に至っては、
ほとんど聞いていられないくらいのコメントになります。
私も5年間の酒造りで美味しい酒と良い酒の違いは理解できるようになりました。
自ら袋吊斗瓶囲いも、無濾過生原酒も加水もやり、
ああこういうものかなあ、とわかったことがいくつもあります。
お酒の欠点を発見しますと、
どの工程・作業においての人為的ミスなのか、が見えてしまいます。
鶴齢山田錦特別純米無濾過生原酒は申し分のない酒質ではあります。
1.8Lで3,150円ですから。
でも美味しいよ~で終っていたら、酒販店の存在意味はありませんね。
プロはプロなりのコメントをプロにしなくては。
朝青龍にしてもそうなんですが、横綱ともなりますと、
世間の目は違ってきましょう。
鶴齢山田錦特別純米無濾過生原酒がもっともっと美味しくなるためにも、
酒販店としてもコメントをしますね。
それが酒蔵に対する礼であって、お酒好に対する責任であって、
お酒に対する愛だと信じています。
鶴齢の純米酒として、山田錦特別純米無濾過生原酒が写真に載っています。
これが日本で一番の純米酒と食楽では決めているのであります。
今年も入荷し、みなさまへの発送も一段落してきましたので、
私も味見、飲酒、きき酒をしました。
なぜ、味見、飲酒、きき酒と書いたかと申しますと、
見かけ上は同じようでも、私の作業と気持ちは全然違います。
こと、きき酒となりますと、美味しいなどと思うことはありません。
これまできき酒してきて満点だなあと思ったのは、
たったの3酒くらいであります。
後は例え鑑評会出品酒第一位であっても、喉を通すことができないと
判断することもあります。
はっきり言えるのは、地酒祭りなどでお酒をきき酒したら、
すべて香りだけ嗅いで、後は吐き出していることでしょう。
それに比べますと、飲酒はいいもんです。
仕事抜きです。
さて、この鶴齢でありますが、
それはそれは美味しいお酒でございますとも。
横綱に選ばれているだけのことはあります。
透明感があって綺麗。
フルーティーさの奥にお米が存在している、
飲みやすい純米酒であります。
これを飲んで悪口を言う人は、お酒好きだったらいないでしょう。
日本酒を普段飲まない方にとっては、味があるので、濃すぎたり、
水で調整していませんから、アルコールが強く感じることはあります。
一般的なお酒の中ではやはり横綱なんでしょう。
しかし、きき酒に厳しい私には、私なりの感性と言いましょうか、
酒の道とでも言いましょうか、愛があります。
私のきき酒において、最も厳しい分野は、
原酒であります。
それも無濾過生原酒などの分野に至っては、
ほとんど聞いていられないくらいのコメントになります。
私も5年間の酒造りで美味しい酒と良い酒の違いは理解できるようになりました。
自ら袋吊斗瓶囲いも、無濾過生原酒も加水もやり、
ああこういうものかなあ、とわかったことがいくつもあります。
お酒の欠点を発見しますと、
どの工程・作業においての人為的ミスなのか、が見えてしまいます。
鶴齢山田錦特別純米無濾過生原酒は申し分のない酒質ではあります。
1.8Lで3,150円ですから。
でも美味しいよ~で終っていたら、酒販店の存在意味はありませんね。
プロはプロなりのコメントをプロにしなくては。
朝青龍にしてもそうなんですが、横綱ともなりますと、
世間の目は違ってきましょう。
鶴齢山田錦特別純米無濾過生原酒がもっともっと美味しくなるためにも、
酒販店としてもコメントをしますね。
それが酒蔵に対する礼であって、お酒好に対する責任であって、
お酒に対する愛だと信じています。
タグ :鶴齢
2010年03月02日
鶴齢との出会い
どうして丸河屋さんには鶴齢があるの? とよく聞かれます。
このところ、毎日のようになりました。
そこで鶴齢の青木さんと私との出会いを書いてみます。
知人から言われていました。
「お酒も旨いし、人もいいんだけど、売れていない蔵元があるんだけど」
「丸ちゃん、会ってみない?」
私はどこですかと聞きました。
「新潟なんだけどさあ、鶴齢って言うんだよ」
「青木君(現社長)はいい奴でさあ」
「俺、絶対いいと思うんだけど」
「丸ちゃんところでやってもらえないかしん」
私は新潟という不安。
鶴齢という知らない蔵元への不安。
確かにこれらの不安もありましたが、
鶴齢をすすめてくれているこの方に関しては、
絶対的な信頼がありました。
この方とは20年以上、酒業界で歩んできています。
この方が会う場面を用意してくれて、ご対面しました。
同時にお酒も味見しました。
第一印象は、日本人離れした顔つきだなあ。
お酒のことよりも、青木さんの雰囲気の印象が強かったです。
私は西洋風な顔立ちを感じていましたが、
後なって、このことを打ち明けますと、
実は中東の人って言われることもあるんですよ、
とのことでした。
どちらにしても印象に残ることは大事ですね。
彼のお酒の説明から感じたことは、
製造は製造部門に任し、営業は営業をし、
事務は事務に徹している会社なんだなあ。
=個人営業蔵ではない
=社長が杜氏ではない
=会社としての何かの転換期をむかえている
そして、蔵元によくある東京農業大学卒ではないのではとも思いました。
見かけ以外の最大の印象は、青木さんの器は大きいのではと感じました。
蔵元は昔ながらの名家であり、当主は世襲であり、酒造免許も新規は下りない、
というふうな、酒業界にはある特定の決まりきった空間があります。
いろんな方と蔵元さんとお話するときには、この狭い空間を感じます。
地酒専門店と称される方々にも、同様に狭い空間を感じます。
(だからは私は地酒専門店という言葉を使うのには抵抗がありますし、
外見上は地酒専門店には見えないようなお店にしてあります。
今後も地酒専門店というくくりの中には、入らないように、
入れられないように努力しています。)
ところが、青木さんにはこの空間を感じません。
相手が地酒専門店かどうかといった、私へのかんぐりもかんじませんでした。
すなわち、丸河屋酒店と青木酒造を結ぼうとした方を信頼している。
これはうまくいくお見合いのようにも感じました。
これが出会いの場面であり、それがいつだったのか?
もう昔のことですから、おぼえてはいません。
このところ、毎日のようになりました。
そこで鶴齢の青木さんと私との出会いを書いてみます。
知人から言われていました。
「お酒も旨いし、人もいいんだけど、売れていない蔵元があるんだけど」
「丸ちゃん、会ってみない?」
私はどこですかと聞きました。
「新潟なんだけどさあ、鶴齢って言うんだよ」
「青木君(現社長)はいい奴でさあ」
「俺、絶対いいと思うんだけど」
「丸ちゃんところでやってもらえないかしん」
私は新潟という不安。
鶴齢という知らない蔵元への不安。
確かにこれらの不安もありましたが、
鶴齢をすすめてくれているこの方に関しては、
絶対的な信頼がありました。
この方とは20年以上、酒業界で歩んできています。
この方が会う場面を用意してくれて、ご対面しました。
同時にお酒も味見しました。
第一印象は、日本人離れした顔つきだなあ。
お酒のことよりも、青木さんの雰囲気の印象が強かったです。
私は西洋風な顔立ちを感じていましたが、
後なって、このことを打ち明けますと、
実は中東の人って言われることもあるんですよ、
とのことでした。
どちらにしても印象に残ることは大事ですね。
彼のお酒の説明から感じたことは、
製造は製造部門に任し、営業は営業をし、
事務は事務に徹している会社なんだなあ。
=個人営業蔵ではない
=社長が杜氏ではない
=会社としての何かの転換期をむかえている
そして、蔵元によくある東京農業大学卒ではないのではとも思いました。
見かけ以外の最大の印象は、青木さんの器は大きいのではと感じました。
蔵元は昔ながらの名家であり、当主は世襲であり、酒造免許も新規は下りない、
というふうな、酒業界にはある特定の決まりきった空間があります。
いろんな方と蔵元さんとお話するときには、この狭い空間を感じます。
地酒専門店と称される方々にも、同様に狭い空間を感じます。
(だからは私は地酒専門店という言葉を使うのには抵抗がありますし、
外見上は地酒専門店には見えないようなお店にしてあります。
今後も地酒専門店というくくりの中には、入らないように、
入れられないように努力しています。)
ところが、青木さんにはこの空間を感じません。
相手が地酒専門店かどうかといった、私へのかんぐりもかんじませんでした。
すなわち、丸河屋酒店と青木酒造を結ぼうとした方を信頼している。
これはうまくいくお見合いのようにも感じました。
これが出会いの場面であり、それがいつだったのか?
もう昔のことですから、おぼえてはいません。
2010年02月13日
鶴齢が横綱になりました@食楽
鶴齢からFAXが届いています。
横綱になったそうです。
鶴竜という力士はいますが、鶴齢という力士はいませんので、
お間違いなさらないように。(そんな人いないか)

FAXの内容は、食楽という雑誌(徳間書店)の日本酒番付で、
鶴齢が東の横綱になった、そのお知らせでした。
うれしくって、詳しいことも知りたいので、私も書店で買っちゃいました。

日本一旨いものベスト
日本酒番付
と大きな見出しがあります。
今号の目玉なのでしょう。
日本酒番付の1ページ目を飾るのが、丸河屋酒店でも力を入れてきた
新潟の鶴齢、特別純米酒であります。
茶色の鶴齢であります。

今月下旬には丸河屋酒店にも入荷します。
なお、
鶴齢の正規販売特約店は、静岡県では丸河屋酒店だけです。
お気をつけくださいませ。
横綱になったそうです。
鶴竜という力士はいますが、鶴齢という力士はいませんので、
お間違いなさらないように。(そんな人いないか)
FAXの内容は、食楽という雑誌(徳間書店)の日本酒番付で、
鶴齢が東の横綱になった、そのお知らせでした。
うれしくって、詳しいことも知りたいので、私も書店で買っちゃいました。
日本一旨いものベスト
日本酒番付
と大きな見出しがあります。
今号の目玉なのでしょう。
日本酒番付の1ページ目を飾るのが、丸河屋酒店でも力を入れてきた
新潟の鶴齢、特別純米酒であります。
茶色の鶴齢であります。
今月下旬には丸河屋酒店にも入荷します。
なお、
鶴齢の正規販売特約店は、静岡県では丸河屋酒店だけです。
お気をつけくださいませ。
2010年02月11日
人気銘柄のサイクル@本日のお客様45
酒屋の私はびっくりしてしまいました。
私の思ったこととは逆のセンス。
内心、としを感じてしまいましたよ。
私よりも上の世代に話題になるお酒に「越乃寒梅」や「剣菱」などがありました。
これらが非常に売れていた頃の私は若くて、
これらの銘柄はおじさんたちの飲むお酒なんだなあ。
そんな風に年代のギャップを感じていたものです。
飲み方も自分たちとは違っていたからかもしれません。
3梅の後には「八海山」「上善水如」「久保田」などの新潟勢の台頭がありました。
吟醸酒ブームがあり、各地の地酒がブランド力を付けました。
特約店制度や幻販売方法で、ブランド力を持続させようとしています。
どこかの銘柄がある方法で成功しますと、他の蔵元も同じように追いかけます。
蔵元が酒販店らを組織化する会も久保田の成功があってのことです。
山形の「十四代」や静岡の「磯自慢」は香りの高い冷酒としての知名度は高く、
お酒を飲まない方でも知っているほどの全国区であります。
県単位や地方ごとの酵母開発競争もありました。
その結果、ちょっとお酒を知っている消費者さんでも
カプロン酸などの単語を使うようになりました。
と、これらのことも、もう昔のことだとの印象が芽生えていると思われます。
若者の日本酒離れと騒がれますが、日本酒に対して魅力を感じないからでしょう。
今日いらしたお客様はこれまでの人気銘柄、上にも書いてあるような、
今も売れている銘柄についても、「おじさんくさい」と言います。
名前を聞いただけで、飲む気がしないとも言います。
そうかあ、私よりも上の年代の方々にとっての○の銘柄は、
私の年代にとっては△であり、
私の年代にとっての○は、
若い世代にとっては△であるのですね。
こうして人気銘柄は時代とともに変わっていく。
人気銘柄のサイクルを肌で感じてしまいました。
これから人気が出て次の時代を象徴するのは、
これまでにない何かを持っている銘柄ですね。
その一つとして、乳酸無添加酒があるのではと思います。
醸造アルコールの是非が問題となり、人気が出た純米酒。
でも米・米麹の他に、食品添加物である乳酸が添加されている。
乳酸を添加すれば、短期間に楽にきれいな香り高いお酒ができる。
乳酸も水加工する塩(えん)も添加しない、本物の純米酒を求める。
こんなことも想像してしまいました。
私の思ったこととは逆のセンス。
内心、としを感じてしまいましたよ。
私よりも上の世代に話題になるお酒に「越乃寒梅」や「剣菱」などがありました。
これらが非常に売れていた頃の私は若くて、
これらの銘柄はおじさんたちの飲むお酒なんだなあ。
そんな風に年代のギャップを感じていたものです。
飲み方も自分たちとは違っていたからかもしれません。
3梅の後には「八海山」「上善水如」「久保田」などの新潟勢の台頭がありました。
吟醸酒ブームがあり、各地の地酒がブランド力を付けました。
特約店制度や幻販売方法で、ブランド力を持続させようとしています。
どこかの銘柄がある方法で成功しますと、他の蔵元も同じように追いかけます。
蔵元が酒販店らを組織化する会も久保田の成功があってのことです。
山形の「十四代」や静岡の「磯自慢」は香りの高い冷酒としての知名度は高く、
お酒を飲まない方でも知っているほどの全国区であります。
県単位や地方ごとの酵母開発競争もありました。
その結果、ちょっとお酒を知っている消費者さんでも
カプロン酸などの単語を使うようになりました。
と、これらのことも、もう昔のことだとの印象が芽生えていると思われます。
若者の日本酒離れと騒がれますが、日本酒に対して魅力を感じないからでしょう。
今日いらしたお客様はこれまでの人気銘柄、上にも書いてあるような、
今も売れている銘柄についても、「おじさんくさい」と言います。
名前を聞いただけで、飲む気がしないとも言います。
そうかあ、私よりも上の年代の方々にとっての○の銘柄は、
私の年代にとっては△であり、
私の年代にとっての○は、
若い世代にとっては△であるのですね。
こうして人気銘柄は時代とともに変わっていく。
人気銘柄のサイクルを肌で感じてしまいました。
これから人気が出て次の時代を象徴するのは、
これまでにない何かを持っている銘柄ですね。
その一つとして、乳酸無添加酒があるのではと思います。
醸造アルコールの是非が問題となり、人気が出た純米酒。
でも米・米麹の他に、食品添加物である乳酸が添加されている。
乳酸を添加すれば、短期間に楽にきれいな香り高いお酒ができる。
乳酸も水加工する塩(えん)も添加しない、本物の純米酒を求める。
こんなことも想像してしまいました。
2010年02月10日
君盃さくら@責任飲酒
君盃の専務さん、ひでちゃんがサンプルをお持ちくださいました。
サッと差し出された緑色の300mlの小瓶。
私は後から味見しておくからねえ、と約束してありました。
夜になり、もう車にも乗りませんから、待ってましたとばかりに開封。
酒屋はお客様を代表しての飲酒ですから、責任飲酒であります。
どんな長所か、ひっかかるところはないか。
などなど飲んでもらっている状況を想定してのきき酒。
お客様はきき酒よりも飲酒ですから、私もただただお酒の味を見ているだけではダメ。
実際に食卓に上らせて、晩酌しています。

グラスの中には何か浮いていると思いませんか?
これは写真ならではですね。
グラスの向こう側にあるポテトサラダがグラスに映り、
写真になって写っています。
肝心な2010年の君盃さくら・・・。
大丈夫です。
メチャいいですからねえ。
私は合格かどうかを判定するだけでよくって、
詳細はお飲みになる方だけがお感じになればいいと思います。
発売は2月下旬。 お楽しみに!
サッと差し出された緑色の300mlの小瓶。
私は後から味見しておくからねえ、と約束してありました。
夜になり、もう車にも乗りませんから、待ってましたとばかりに開封。
酒屋はお客様を代表しての飲酒ですから、責任飲酒であります。
どんな長所か、ひっかかるところはないか。
などなど飲んでもらっている状況を想定してのきき酒。
お客様はきき酒よりも飲酒ですから、私もただただお酒の味を見ているだけではダメ。
実際に食卓に上らせて、晩酌しています。
グラスの中には何か浮いていると思いませんか?
これは写真ならではですね。
グラスの向こう側にあるポテトサラダがグラスに映り、
写真になって写っています。
肝心な2010年の君盃さくら・・・。
大丈夫です。
メチャいいですからねえ。
私は合格かどうかを判定するだけでよくって、
詳細はお飲みになる方だけがお感じになればいいと思います。
発売は2月下旬。 お楽しみに!
タグ :君盃
2010年02月03日
七田純米おりがらみの御予約完了
今月の20日過ぎに入荷します七田純米おりがらみ。
これは蔵元の人気酒となっており、注文した分のすべてが入荷するかどうか
がわからない状況であります。
せっかく御予約いただいても、蓋を開けてみれば、
その方の分がなかったでは困ります。
御客様からすれば、予約して待っていたのに、
結局は自分の分がなかったことになり、
酒販店の私も恨まれるかもしれません。
そこで、今年は2月2日までに御予約いただいた分については、
99%お届けするぞとの目標を立てておりました。
本日蔵元に数量の完全確保をしたところです。
出来上ったお酒が破損などのない限りは、注文数は入荷します。
今年の御予約数は昨年と比べて12本多かったです。
一度はどんな商品か飲んでみたい。
一度飲んだら、それっきりで、同じお酒はいらないといった傾向が多いと聞いています。
ですから昨年よりも減るかなあと心配していましたが、
ちょっと増えてよかったなと胸を撫で下ろしているところです。
七田のおりがらみを御予約し損なった方。朗報もあります。
13日から岐阜の三千櫻さんに出かけます。
これは!というお酒を確保してきます。
でもおそらく強引に入手を迫っても、入手量は12本か24本になることでしょう。
これまでお買い上げいただいた方を中心に御案内となることは仕方ありません。
これは蔵元の人気酒となっており、注文した分のすべてが入荷するかどうか
がわからない状況であります。
せっかく御予約いただいても、蓋を開けてみれば、
その方の分がなかったでは困ります。
御客様からすれば、予約して待っていたのに、
結局は自分の分がなかったことになり、
酒販店の私も恨まれるかもしれません。
そこで、今年は2月2日までに御予約いただいた分については、
99%お届けするぞとの目標を立てておりました。
本日蔵元に数量の完全確保をしたところです。
出来上ったお酒が破損などのない限りは、注文数は入荷します。
今年の御予約数は昨年と比べて12本多かったです。
一度はどんな商品か飲んでみたい。
一度飲んだら、それっきりで、同じお酒はいらないといった傾向が多いと聞いています。
ですから昨年よりも減るかなあと心配していましたが、
ちょっと増えてよかったなと胸を撫で下ろしているところです。
七田のおりがらみを御予約し損なった方。朗報もあります。
13日から岐阜の三千櫻さんに出かけます。
これは!というお酒を確保してきます。
でもおそらく強引に入手を迫っても、入手量は12本か24本になることでしょう。
これまでお買い上げいただいた方を中心に御案内となることは仕方ありません。
タグ :三千櫻
2010年01月30日
三千櫻さんに行く計画
2月の13日に岐阜の三千櫻さんにお邪魔しようかと計画しています。
三千櫻さんは丸河屋酒店にも、またSBS学苑パルシェにもおいでいただきました。
昨年は2度も来静してもらったわけで、
私が一度も訪問していないのは大変申し訳ないことであります。
前々から岐阜の山の中の印象として焼きつけたいと希望していたので、
雪のあるこの冬を狙っていたわけです。
私は中津川の市街地からほど遠くない場所に蔵元があるかと思い、
日程や経費などは呑気に考えていましたが、
最寄りの中津川駅からタクシーで7,000円以上するとのこと。
それではと思ってバスに変更したり、時間割りも交通にかかる時間が長くて、
窮屈になって来ましたので、蔵元の近くに宿を手配することになりました。
今年も肌で感じるのとは違って、全体的には暖冬ではありますが、
雪が積もっているようです。
昨年は降ることも数日だったようですから、自分の中でのイメージと一致しそうです。
中津川は栗が特産品で、私の知り合いの店もあります。
お酒のつまみは何があるのか、それも楽しみの一つです。
帰ってきましたら、また御報告します。
三千櫻さんは丸河屋酒店にも、またSBS学苑パルシェにもおいでいただきました。
昨年は2度も来静してもらったわけで、
私が一度も訪問していないのは大変申し訳ないことであります。
前々から岐阜の山の中の印象として焼きつけたいと希望していたので、
雪のあるこの冬を狙っていたわけです。
私は中津川の市街地からほど遠くない場所に蔵元があるかと思い、
日程や経費などは呑気に考えていましたが、
最寄りの中津川駅からタクシーで7,000円以上するとのこと。
それではと思ってバスに変更したり、時間割りも交通にかかる時間が長くて、
窮屈になって来ましたので、蔵元の近くに宿を手配することになりました。
今年も肌で感じるのとは違って、全体的には暖冬ではありますが、
雪が積もっているようです。
昨年は降ることも数日だったようですから、自分の中でのイメージと一致しそうです。
中津川は栗が特産品で、私の知り合いの店もあります。
お酒のつまみは何があるのか、それも楽しみの一つです。
帰ってきましたら、また御報告します。
2010年01月15日
天領の瀧@10年目のご愛顧
君盃酒造の特別純米酒、天領の瀧無濾過生原酒。
社長兼杜氏である市川さんが最初に造ったオリジナル銘柄です。
丸河屋酒店として、「しぼってその日に出荷のお酒」としてデビューさせました。
数量的に多くなってきますと、しぼったその日に限定することは難しいです。
少人数でしかも手作業。
私が手伝ったとしても、梱包して発送できる数量は決まっています。
昨年からは「君盃 特別純米酒 あらばしり」としても発売されました。
「君盃 天領の瀧 無濾過生原酒」・・・・10年目
「君盃 特別純米 あらばしり」・・・・・2年目
この企画の当初からお付き合いしていただいている方も飲食店さんもいます。
飲食店さんでは10年相変わらずに、この時期のメニューに入れてくれています。
また、年間を通してお客様に飲んでほしいということで、
定番メニューにしてくれているお店もあります。
3店が扱ってくれています。
10年目のご愛顧であります。
ありがたいです。
来週は新橋(料理屋)と神田(おそば屋)のお店に、
また来月は稲取(おそば屋)のお店でメニューに載ることでしょう。

「さあ、存分にお客様を喜ばせてくれよ、お酒達。」
「自信を持って。」
「実力があるのだから。」
社長兼杜氏である市川さんが最初に造ったオリジナル銘柄です。
丸河屋酒店として、「しぼってその日に出荷のお酒」としてデビューさせました。
数量的に多くなってきますと、しぼったその日に限定することは難しいです。
少人数でしかも手作業。
私が手伝ったとしても、梱包して発送できる数量は決まっています。
昨年からは「君盃 特別純米酒 あらばしり」としても発売されました。
「君盃 天領の瀧 無濾過生原酒」・・・・10年目
「君盃 特別純米 あらばしり」・・・・・2年目
この企画の当初からお付き合いしていただいている方も飲食店さんもいます。
飲食店さんでは10年相変わらずに、この時期のメニューに入れてくれています。
また、年間を通してお客様に飲んでほしいということで、
定番メニューにしてくれているお店もあります。
3店が扱ってくれています。
10年目のご愛顧であります。
ありがたいです。
来週は新橋(料理屋)と神田(おそば屋)のお店に、
また来月は稲取(おそば屋)のお店でメニューに載ることでしょう。
「さあ、存分にお客様を喜ばせてくれよ、お酒達。」
「自信を持って。」
「実力があるのだから。」
2010年01月13日
樽酒に夢中”
お正月からずっとこれを飲み続けています。
(おっと、お風呂上りですいませんです。)

それは樽酒です。
1.8L入りの小さい樽。
でも一般的な一斗樽や二斗樽とまったく同じように作ってあります。
だから本物の樽酒。
1.8Lなのに毎日のように飲んでいるとは。。。。
一日当たりの飲酒量が少ないのか? とお思いでしょうねえ。
確かにこの頃は飲む量も少なくって、飲んでいる時間も短い。
3時過ぎには起きるからでありますよ。
たいていは9時までには終了。
最長でも10時までですからねえ。
で、この樽酒、飲んでも飲んでも減らないんですよ。
どうしてなんでしょうねえ。
お買い上げいただいた方は、こんな話を見て、にっこりされていることでしょう。
この樽は本物だけあって高価であります。
最初のお酒が飲み終って終了でしたら、もったいない。
飲み終わったら、新しいお酒を入れていくのであります。
私の場合は、飲んだ数日分だけ補充しています。
毎日補充しているわけではありませんが、
数日ごとに新しいお酒を注ぎ足しているのです。
まだまだ樽の香りがお酒について、樽酒を楽しめます。
完全にはまっちゃってますよ。
(おっと、お風呂上りですいませんです。)
それは樽酒です。
1.8L入りの小さい樽。
でも一般的な一斗樽や二斗樽とまったく同じように作ってあります。
だから本物の樽酒。
1.8Lなのに毎日のように飲んでいるとは。。。。
一日当たりの飲酒量が少ないのか? とお思いでしょうねえ。
確かにこの頃は飲む量も少なくって、飲んでいる時間も短い。
3時過ぎには起きるからでありますよ。
たいていは9時までには終了。
最長でも10時までですからねえ。
で、この樽酒、飲んでも飲んでも減らないんですよ。
どうしてなんでしょうねえ。
お買い上げいただいた方は、こんな話を見て、にっこりされていることでしょう。
この樽は本物だけあって高価であります。
最初のお酒が飲み終って終了でしたら、もったいない。
飲み終わったら、新しいお酒を入れていくのであります。
私の場合は、飲んだ数日分だけ補充しています。
毎日補充しているわけではありませんが、
数日ごとに新しいお酒を注ぎ足しているのです。
まだまだ樽の香りがお酒について、樽酒を楽しめます。
完全にはまっちゃってますよ。
タグ :樽酒
2010年01月09日
三千櫻@試験酒
三千櫻さんの新しい試み。
それが試験酒となって姿を現しました。

人それぞれ好みはありますが、
これを美味しくないと言われる方はいないでしょう。
そんなずるい作品であります。
私など、その美味しさに感動をおぼえました。
今回は試験的ですが、次回、先の長い話ですいませんが、
2011年の1月には大々的にみなさんに飲ませたいなあと願います。
中途半端な紹介の仕方ですいません。
それが試験酒となって姿を現しました。
人それぞれ好みはありますが、
これを美味しくないと言われる方はいないでしょう。
そんなずるい作品であります。
私など、その美味しさに感動をおぼえました。
今回は試験的ですが、次回、先の長い話ですいませんが、
2011年の1月には大々的にみなさんに飲ませたいなあと願います。
中途半端な紹介の仕方ですいません。
タグ :三千櫻
2010年01月07日
君盃あらばしり2010@ご来店
君盃さんが親子でいらしゃってくれました。
新年のご挨拶であります。
毎年いらっしゃってくださいます。

手には1本のお酒が。
お年賀とのしがついています。
これまで必ずこうして1年がはじまります。
初しぼりの年もあり、あらばしりの年もあり。
2010年は2009年に続いてあらばしりです。
特別純米酒のしぼりたての一部であります。
今夜まずは私が味見してご報告と参りましょう。
新年のご挨拶であります。
毎年いらっしゃってくださいます。
手には1本のお酒が。
お年賀とのしがついています。
これまで必ずこうして1年がはじまります。
初しぼりの年もあり、あらばしりの年もあり。
2010年は2009年に続いてあらばしりです。
特別純米酒のしぼりたての一部であります。
今夜まずは私が味見してご報告と参りましょう。
2009年12月24日
開運@祝い酒
お歳暮からお年賀へ。
手にするは、やはり日本酒。
それがかっこういいですよね。
普段日本酒に慣れ親しんでいない方は、
どこで何を買ったらよいのかわからないかもしれません。
先日も一般的なみんなが買うのは何と聞かれました。
昔でしたら、ご贈答用には一級酒か特級酒で決まりでしたが、
今は級別もありません。
私も商人ですが、逆に贈る側として、あるいは贈られる側として、
考えた場合などを考慮して選びます。
金額にもよりますが・・・。
そんな時にうってつけの1本があります。
静岡県を代表する「開運」。
名前も縁起いいですが、中味もすこぶるくらいです。
そして、この見た目。

豪華でしょ。
これぞ祝い酒の決定酒。
開運の祝い酒です。
丸河屋酒店には常時、いやだいたいおいてありますからね。
何を持って行くべきか、贈るべきか。
迷ったら、丸河屋酒店へgo!
手にするは、やはり日本酒。
それがかっこういいですよね。
普段日本酒に慣れ親しんでいない方は、
どこで何を買ったらよいのかわからないかもしれません。
先日も一般的なみんなが買うのは何と聞かれました。
昔でしたら、ご贈答用には一級酒か特級酒で決まりでしたが、
今は級別もありません。
私も商人ですが、逆に贈る側として、あるいは贈られる側として、
考えた場合などを考慮して選びます。
金額にもよりますが・・・。
そんな時にうってつけの1本があります。
静岡県を代表する「開運」。
名前も縁起いいですが、中味もすこぶるくらいです。
そして、この見た目。
豪華でしょ。
これぞ祝い酒の決定酒。
開運の祝い酒です。
丸河屋酒店には常時、いやだいたいおいてありますからね。
何を持って行くべきか、贈るべきか。
迷ったら、丸河屋酒店へgo!
2009年12月14日
小夜衣の詩@2年冷温熟成
小夜衣の詩を実験的に冷蔵庫内にて2年冷温熟成させました。
小夜衣は菊川市、菊川駅前にあります森本酒造の銘柄です。
名前こそ女性っぽいですが、ガツンとくる男性のようなお酒。

純米吟醸で日本酒度は+0.5ですが、けっこうな辛さに感じます。

これを飲ませて日本酒度は?と聞けば、最低でも+8と答える方が多そうです。
いかに日本酒度が味覚上の感覚と一致しないかがこの1本でわかります。
ラベルには地酒の詩が書かれています。
この詩を書いたのは、丸河屋酒店からも近所の弥勒に住む
元静岡県酒造組合専務理事の栗田覚一郎氏であります。
数年前にお亡くなりになりました。
私は栗田さんからは静岡県の蔵元さんのいろんな歴史話を教わりました。
お酒よりも蔵元の人となりについてです。
各当主の幼少の頃からの話も聞かせていただきました。
まさに静岡県の蔵元の生き字引でありました。
私の造った大器晩成の字も書いてくださったし、
おんな泣かせの箱の字も栗田さんの字です。
静岡や東京で開催される「静岡県地酒祭り」のタイトル字も栗田さん。
以前私にこうもらしていました。
「静酉会は私に許可なく、勝手に私の字を使っている!」
まるで、都合のいいときばかり、利用しやがって、って感じでした。
「秋も好き、そしてそれから静岡の酒も」
見おぼえありますよねえ。
このタイトルは栗田さんが考えたもので、地酒祭りに使うためではありません。
本人も家族も認めていません!!!
小夜衣の詩のラベルにもある地酒の詩は、
栗田さんが静岡県酒造組合を退いてから書かれたもので、
各蔵元に手書きで書いた色紙を配っていました。
小夜衣だから小夜衣の詩となります。
小夜衣の詩は私と蔵元と栗田さんをつなぐ絆であります。
銘酒小夜衣の中にあって、私の精神的な中心的存在酒。
1年に幾度となく飲み、蔵元である森本さんの顔を思い出し、
栗田さんとの思い出も思い出しています。
今夜思い出したのはこんな話です。
私がある飲み屋さんでひとりで飲んでいたところ、
そこに3名の男性(酔っている)が入ってきました。
それが栗田さん、河村伝兵衛先生、小関先生(山形県技師、後に十四代を育てる)です。
昼間は静岡県の東部から中部の蔵周りをいっしょにして、夜は杯を酌み交わし、
また翌日は中部から西部の蔵周り。
詳しいことは書けませんが、この時の栗田さんがとっても面白かったです。
私も酔っていましたから、確かなことかどうかはわかりません。
栗田さんを自宅まで送っていきました。
自転車では危ないので、歩いていこうと引っ張っていきました。
石につまづき、額をぶちました。
額に傷が出来てしまいました。
翌朝、栗田さんは傷を見てしまった奥さんから、
そんなに飲むなとお叱りを受けるのですが、
奥様にはこうおっしゃったそうです。
「丸河屋にたくさん飲まされたからだよ・・・・・。」
いやあ、私としては、上のメンバーでは、たくさん飲めませんし、
栗田さんはすでに出来上がっていたような・・・。
奥様からは白い目で見られてしまって・・・。
まだまだいろんなことがありました。
こういうこともあるのもお酒があってのこと。
小夜衣の詩で、こういうことを伝承させていきたいなあと思います。
栗田さんから聞いた蔵元さんらのもろもろの話は、
蔵元のさんらの個人的なことですので、
私のハートにとどめておきます。
小夜衣は菊川市、菊川駅前にあります森本酒造の銘柄です。
名前こそ女性っぽいですが、ガツンとくる男性のようなお酒。
純米吟醸で日本酒度は+0.5ですが、けっこうな辛さに感じます。
これを飲ませて日本酒度は?と聞けば、最低でも+8と答える方が多そうです。
いかに日本酒度が味覚上の感覚と一致しないかがこの1本でわかります。
ラベルには地酒の詩が書かれています。
この詩を書いたのは、丸河屋酒店からも近所の弥勒に住む
元静岡県酒造組合専務理事の栗田覚一郎氏であります。
数年前にお亡くなりになりました。
私は栗田さんからは静岡県の蔵元さんのいろんな歴史話を教わりました。
お酒よりも蔵元の人となりについてです。
各当主の幼少の頃からの話も聞かせていただきました。
まさに静岡県の蔵元の生き字引でありました。
私の造った大器晩成の字も書いてくださったし、
おんな泣かせの箱の字も栗田さんの字です。
静岡や東京で開催される「静岡県地酒祭り」のタイトル字も栗田さん。
以前私にこうもらしていました。
「静酉会は私に許可なく、勝手に私の字を使っている!」
まるで、都合のいいときばかり、利用しやがって、って感じでした。
「秋も好き、そしてそれから静岡の酒も」
見おぼえありますよねえ。
このタイトルは栗田さんが考えたもので、地酒祭りに使うためではありません。
本人も家族も認めていません!!!
小夜衣の詩のラベルにもある地酒の詩は、
栗田さんが静岡県酒造組合を退いてから書かれたもので、
各蔵元に手書きで書いた色紙を配っていました。
小夜衣だから小夜衣の詩となります。
小夜衣の詩は私と蔵元と栗田さんをつなぐ絆であります。
銘酒小夜衣の中にあって、私の精神的な中心的存在酒。
1年に幾度となく飲み、蔵元である森本さんの顔を思い出し、
栗田さんとの思い出も思い出しています。
今夜思い出したのはこんな話です。
私がある飲み屋さんでひとりで飲んでいたところ、
そこに3名の男性(酔っている)が入ってきました。
それが栗田さん、河村伝兵衛先生、小関先生(山形県技師、後に十四代を育てる)です。
昼間は静岡県の東部から中部の蔵周りをいっしょにして、夜は杯を酌み交わし、
また翌日は中部から西部の蔵周り。
詳しいことは書けませんが、この時の栗田さんがとっても面白かったです。
私も酔っていましたから、確かなことかどうかはわかりません。
栗田さんを自宅まで送っていきました。
自転車では危ないので、歩いていこうと引っ張っていきました。
石につまづき、額をぶちました。
額に傷が出来てしまいました。
翌朝、栗田さんは傷を見てしまった奥さんから、
そんなに飲むなとお叱りを受けるのですが、
奥様にはこうおっしゃったそうです。
「丸河屋にたくさん飲まされたからだよ・・・・・。」
いやあ、私としては、上のメンバーでは、たくさん飲めませんし、
栗田さんはすでに出来上がっていたような・・・。
奥様からは白い目で見られてしまって・・・。
まだまだいろんなことがありました。
こういうこともあるのもお酒があってのこと。
小夜衣の詩で、こういうことを伝承させていきたいなあと思います。
栗田さんから聞いた蔵元さんらのもろもろの話は、
蔵元のさんらの個人的なことですので、
私のハートにとどめておきます。
2009年12月03日
きんの介入荷しました!
先日はすいませんでした。
私だけが今年のきんの介を味見してしまいました。
720mlも1.8Lも数十本づつ入荷しました。

丸河屋酒店に入って、左側に冷蔵庫が並んでいます。
その真ん中やや左側の上段と中段に並べてみました。
ここ一週間くらいで、すべてなくなるかと思われます。
しかし、杉錦さんに在庫があれば、また入荷できます。
心配でしたら、お早めにおいでください。
注意:営業は日曜祭日をのぞいた午前9時から午後6時30分です。
このきんの介も毎年楽しみに待っててくれる方がいらっしゃいます。
酒販店の私にとっては、そんなお客様からのリクエストが
季節の便りに感じられて、もう新酒の季節なんだなあと、
あらためて気がつきます。
私だけが今年のきんの介を味見してしまいました。
720mlも1.8Lも数十本づつ入荷しました。
丸河屋酒店に入って、左側に冷蔵庫が並んでいます。
その真ん中やや左側の上段と中段に並べてみました。
ここ一週間くらいで、すべてなくなるかと思われます。
しかし、杉錦さんに在庫があれば、また入荷できます。
心配でしたら、お早めにおいでください。
注意:営業は日曜祭日をのぞいた午前9時から午後6時30分です。
このきんの介も毎年楽しみに待っててくれる方がいらっしゃいます。
酒販店の私にとっては、そんなお客様からのリクエストが
季節の便りに感じられて、もう新酒の季節なんだなあと、
あらためて気がつきます。
2009年12月03日
高砂誉富士@業務用に引き合い殺到

高砂の誉富士純米酒が丸河屋酒店から一気に消えました。
売れちゃったってことなんです。
2店の業務用(ホテルを含む)から引き合いがありました。
そちらのお店にあるのなら、すべてほしいと。
こういうことも珍しいですよ、丸河屋酒店では。
私もどうしてですか? とおうかがいしました。
あるホテルは、みんなで決めたことでと言われ、
私はそれ以上突っ込みをするのをやめておきました。
もう1店の方の話ですと、
特別どうのこうのということでもないが、
とっても売りやすい。
日本酒好きならば、ほとんどの方がご満足されるからとおっしゃっていました。
静岡初のオリジナル酒米誉富士を使ったお酒で、これまではずれがありません。
高砂も例に漏れず、毎年安定した酒質を守っています。
高砂の誉富士を使ったお酒は純米酒で、
春に生原酒が、 秋に火入れ が発売されます。
次回は2月か3月に生原酒が出ることかと思われます。
お待ちいただくことになりますが、
どうかご了承くださいませ。
2009年12月03日
白隠正宗絶好調
白隠正宗が絶好調であります。
日本酒低迷、景気低迷のこのご時世。
売り切れの銘柄が続出しています。
丸河屋酒店の定番でもある
「白隠正宗 純米」
「白隠正宗 特別純米」
「白隠正宗 純米にごり酒」
は在庫もなく、蔵元にもありません。
新酒は12月中旬を目処に出てくるとのことです。
白隠正宗の絶好調はどうしてか?
それは美味しくって、リピートしてくれるお客様が多いこと。
蔵元のキャラクターが個性的なこと。
誉富士を育てたりしていること。
社長はこの夏に結婚したばかり。
その勢いが売る上げや酒質にも出ているのかな。
ちなみに社長の弟さんは営業担当でありますが、
すごく社長にも似た?イケメン。
俳優やモデルをしていたこともあり、映画にだって出ていたのですよ。
白隠正宗は話題にこと欠かないです。
今後の成長も楽しみです。
お酒は今月中旬にでも入荷すると思われます。
今日にでもまた電話して聞いてみます。
日本酒低迷、景気低迷のこのご時世。
売り切れの銘柄が続出しています。
丸河屋酒店の定番でもある
「白隠正宗 純米」
「白隠正宗 特別純米」
「白隠正宗 純米にごり酒」
は在庫もなく、蔵元にもありません。
新酒は12月中旬を目処に出てくるとのことです。
白隠正宗の絶好調はどうしてか?
それは美味しくって、リピートしてくれるお客様が多いこと。
蔵元のキャラクターが個性的なこと。
誉富士を育てたりしていること。
社長はこの夏に結婚したばかり。
その勢いが売る上げや酒質にも出ているのかな。
ちなみに社長の弟さんは営業担当でありますが、
すごく社長にも似た?イケメン。
俳優やモデルをしていたこともあり、映画にだって出ていたのですよ。
白隠正宗は話題にこと欠かないです。
今後の成長も楽しみです。
お酒は今月中旬にでも入荷すると思われます。
今日にでもまた電話して聞いてみます。
2009年11月29日
きんの介@杉錦が出来ました!
杉井さんから届いた宅急便。

さてなんだろうとあけてみますと。

手紙とパンフの下には。
・
・
・
・
お酒が入っています。

きんの介が出来たとのお知らせをいただきました。
画像だけなら、空瓶だけで用を足せますが、
中身も入っているとなると、もっと用を足せます。
今年も精米歩合70%のいかした純米酒が出来ました。
精米歩合70%とは、原料米の外側から3割を磨いてあるということです。
食べるお米の精米歩合は90%以上。
お酒にする場合は、磨いて(削って)しまうんです。
きんの介の精米70%は現代のお酒の中では磨いてない部類に入ります。
磨かずともいいお酒を造ろうとする反骨精神も杉錦にはあります。
杉井さんっておとなしい人柄ですが、
酒造りにかける情熱は並々ならぬものがあります。
そういった心意気もお酒で感じてほしいなあと販売する側は感じます。
あ、言い忘れるところでした。
お酒の名前のきんの介は杉井社長さんの名前でもあります。
開運の波瀬正吉など、杜氏をお酒の名前にするのは、よくありますが、
社長本人の名前にするのは、ちょっとないような気がしています。
それだけに自信ありってことなんでしょうね。
ちなみに杉井さんは杜氏も勤めてはいます。
さてなんだろうとあけてみますと。
手紙とパンフの下には。
・
・
・
・
お酒が入っています。
きんの介が出来たとのお知らせをいただきました。
画像だけなら、空瓶だけで用を足せますが、
中身も入っているとなると、もっと用を足せます。
今年も精米歩合70%のいかした純米酒が出来ました。
精米歩合70%とは、原料米の外側から3割を磨いてあるということです。
食べるお米の精米歩合は90%以上。
お酒にする場合は、磨いて(削って)しまうんです。
きんの介の精米70%は現代のお酒の中では磨いてない部類に入ります。
磨かずともいいお酒を造ろうとする反骨精神も杉錦にはあります。
杉井さんっておとなしい人柄ですが、
酒造りにかける情熱は並々ならぬものがあります。
そういった心意気もお酒で感じてほしいなあと販売する側は感じます。
あ、言い忘れるところでした。
お酒の名前のきんの介は杉井社長さんの名前でもあります。
開運の波瀬正吉など、杜氏をお酒の名前にするのは、よくありますが、
社長本人の名前にするのは、ちょっとないような気がしています。
それだけに自信ありってことなんでしょうね。
ちなみに杉井さんは杜氏も勤めてはいます。
2009年11月28日
末広の山廃純米吟醸に脱帽
福島県にあります末広酒造。
ここは山廃仕込を世に広めた技術者を向かい入れ、
今も伝統の山廃仕込を行っている蔵元であります。
山廃純米吟醸が出来たとのことですから、是非売ってみたいと申し出ました。
最低ロットの720ml-6本が到着。
冷えている状態からきき酒し、徐々に温度を上げていきます。
乳酸無添加酒らしい厚みと幅を感じます。
このふくらみは乳酸を添加しているお酒では出せないところ。
ところが新酒では出せずに、ある程度熟成が必要な事情があるのでしょう。
(硝酸還元臭が主な理由。)そんなことはどうでもいいか。
冷や、ぬる燗、上燗でも老ね香が前面に出てきてしまいます。
これは熱燗しかダメかなあ。
55度くらいまでつけてみました。

さすがにこうすれば老ね香は目立ちません。
味わいのふくらみにアルコールの辛さがまじわって、
燗酒の極みも感じることができました。
私としては、せっかく純米吟醸との表記があるのですから、
老ね香がしない、吟醸香があるお酒にしてほしいなあと思いました。
おつまみは熱燗にあうカブの漬物。

この晩はこんな風に納得して寝たのでありました。
私は720mlのお酒を一晩では飲みきれません。
しばらくはそのお酒とお付き合いをすることになります。
翌日も末広の山廃純米吟醸をテーブルにセット。
一日経って、もしかしたら、香味が変わっているかもしれない。
こんな期待をして、冷や(常温)にて味わいました。
やはり昨晩と同じ香味です。
今夜も熱燗でいこう!
徳利に末広山廃純米吟醸を入れて、燗付け開始。
燗がつくまでは冷やで待っていました。
今晩のおつまみは山芋と鰯の煮物。
茶色系です。


まずは末広山廃純米吟醸とこれらをあわせることになります。
私は燗のつくのを待っているわけですから、
半分は仕方ない気持ちであります。
しょうがないなあと、半ばあきらめの気持ちがありました。
山芋と末広山廃純米吟醸の冷やをあわせたそのときのことです。
山芋の風味にお酒の老ね香が完全にマスキングされています。
お酒の香りは感じることなく、お酒の味に導かれるように
膨らんだ山芋の旨味が、私に訴えかけます。
この組み合わせは◎ではないか!
俺はどうして、熱燗じゃあないといけないなんて勝手に決め込んでしまったのだろう。
末広山廃純米吟醸のおかげで、こんなにも山芋が美味しくなるなんて。
まったく、私は脱帽であります。
燗をつけかけたお酒を冷やで飲み反省です。
ここは山廃仕込を世に広めた技術者を向かい入れ、
今も伝統の山廃仕込を行っている蔵元であります。
山廃純米吟醸が出来たとのことですから、是非売ってみたいと申し出ました。
最低ロットの720ml-6本が到着。
冷えている状態からきき酒し、徐々に温度を上げていきます。
乳酸無添加酒らしい厚みと幅を感じます。
このふくらみは乳酸を添加しているお酒では出せないところ。
ところが新酒では出せずに、ある程度熟成が必要な事情があるのでしょう。
(硝酸還元臭が主な理由。)そんなことはどうでもいいか。
冷や、ぬる燗、上燗でも老ね香が前面に出てきてしまいます。
これは熱燗しかダメかなあ。
55度くらいまでつけてみました。
さすがにこうすれば老ね香は目立ちません。
味わいのふくらみにアルコールの辛さがまじわって、
燗酒の極みも感じることができました。
私としては、せっかく純米吟醸との表記があるのですから、
老ね香がしない、吟醸香があるお酒にしてほしいなあと思いました。
おつまみは熱燗にあうカブの漬物。
この晩はこんな風に納得して寝たのでありました。
私は720mlのお酒を一晩では飲みきれません。
しばらくはそのお酒とお付き合いをすることになります。
翌日も末広の山廃純米吟醸をテーブルにセット。
一日経って、もしかしたら、香味が変わっているかもしれない。
こんな期待をして、冷や(常温)にて味わいました。
やはり昨晩と同じ香味です。
今夜も熱燗でいこう!
徳利に末広山廃純米吟醸を入れて、燗付け開始。
燗がつくまでは冷やで待っていました。
今晩のおつまみは山芋と鰯の煮物。
茶色系です。
まずは末広山廃純米吟醸とこれらをあわせることになります。
私は燗のつくのを待っているわけですから、
半分は仕方ない気持ちであります。
しょうがないなあと、半ばあきらめの気持ちがありました。
山芋と末広山廃純米吟醸の冷やをあわせたそのときのことです。
山芋の風味にお酒の老ね香が完全にマスキングされています。
お酒の香りは感じることなく、お酒の味に導かれるように
膨らんだ山芋の旨味が、私に訴えかけます。
この組み合わせは◎ではないか!
俺はどうして、熱燗じゃあないといけないなんて勝手に決め込んでしまったのだろう。
末広山廃純米吟醸のおかげで、こんなにも山芋が美味しくなるなんて。
まったく、私は脱帽であります。
燗をつけかけたお酒を冷やで飲み反省です。
タグ :乳酸無添加酒
2009年11月27日
臥龍梅純米吟醸@備前雄町
臥龍梅の吟醸に続いて飲んだのは、同じく臥龍梅の純米吟醸であります。
同時に数本づつ仕入れてみて、まずは私がきき酒ならぬ飲酒をします。
そうでなくっちゃねえ。

臥龍梅の鳳雛シリーズはみなこんなラベルをしています。
よく見なければ、区別もつきにくいですね。
鳳雛はほうすうと読むらしいです。
この臥龍梅の純米吟醸も前回の吟醸同様に、臥龍梅らしさが満開。
この製法で造りますと、みんなこんな感じになりますから、
お酒全体の中では、特色はないのでありますが、
すべてに近いラインナップでこのようなタイプにしているのは、
臥龍梅だけかもしれません。
静岡県内では藤枝の志太泉の特別本醸造がこのタイプであり、
ブラインドで飲めば、どっちがどっちかわからないでしょう。
私も自信がありません。

岡山の酒米を使っています。
お米は品種ごとに色とりどりではありません。
だから、このお米だから、こういう風になりますよ、
とは言えないのですが、お酒に適したお米でブランド米を使っていれば、
安心感はありますね。
臥龍梅の吟醸とも同じようにマスカットやメロンのようなフルーティーなタイプです。
それよりも賀茂茄子を切ったばかりに感じる香りに近いですよ。
こういったタイプは受けがとってもいいです。
売りやすいお酒であります。
酒業界の中には、こういったお酒のタイプを歓迎しない方々も多いのも事実。
しかし、臥龍梅は臥龍梅としての道を貫いてほしいと思います。
特約店制度やら、囲い込みやら、流通面をぐしゃぐしゃといじくる蔵元が多いです。
ずばっと説得力がある商品さえ造っていれば、後から人はついてきますね。
私はとっても美味しくいただきました。
同時に数本づつ仕入れてみて、まずは私がきき酒ならぬ飲酒をします。
そうでなくっちゃねえ。
臥龍梅の鳳雛シリーズはみなこんなラベルをしています。
よく見なければ、区別もつきにくいですね。
鳳雛はほうすうと読むらしいです。
この臥龍梅の純米吟醸も前回の吟醸同様に、臥龍梅らしさが満開。
この製法で造りますと、みんなこんな感じになりますから、
お酒全体の中では、特色はないのでありますが、
すべてに近いラインナップでこのようなタイプにしているのは、
臥龍梅だけかもしれません。
静岡県内では藤枝の志太泉の特別本醸造がこのタイプであり、
ブラインドで飲めば、どっちがどっちかわからないでしょう。
私も自信がありません。
岡山の酒米を使っています。
お米は品種ごとに色とりどりではありません。
だから、このお米だから、こういう風になりますよ、
とは言えないのですが、お酒に適したお米でブランド米を使っていれば、
安心感はありますね。
臥龍梅の吟醸とも同じようにマスカットやメロンのようなフルーティーなタイプです。
それよりも賀茂茄子を切ったばかりに感じる香りに近いですよ。
こういったタイプは受けがとってもいいです。
売りやすいお酒であります。
酒業界の中には、こういったお酒のタイプを歓迎しない方々も多いのも事実。
しかし、臥龍梅は臥龍梅としての道を貫いてほしいと思います。
特約店制度やら、囲い込みやら、流通面をぐしゃぐしゃといじくる蔵元が多いです。
ずばっと説得力がある商品さえ造っていれば、後から人はついてきますね。
私はとっても美味しくいただきました。
タグ :臥龍梅

