丸河屋酒店から喜び一杯

　静岡市では１１月上旬に大道芸ワールドカップが開催されます。

　静岡市で人が一番多く集まるイベントであります。

　もう年々も経験してきましたので、静岡市民も慣れてきました。
　路上で大道芸をする、あるいは見たりするのも珍しくなく、
　毎週土日は伊勢丹前の交差点では大道芸人がパフォーマンスをしています。

　名前は忘れてしまいましたが、この大道芸人さん。
　三文字でしたが。
　すいません。


　彼は東京からやってきたそうです。

　渋谷のハチ公前でのパフォーマンス中の出来事。

　いきなり警察官らがやってきて、
　それはやってはいけない危険行為だから、署まで同行願います。
　警察署に連れて行かれ、署名させられたそうです。


　彼曰く、

　静岡はさすが理解がある街ですねえ。
　許可を取って、ここで大道芸していますが、
　火を使うファイアーパフォーマンスも許されている。
　やっぱり静岡は大道芸の街ですねえ。


　これは彼からではないですが、どこからか聞いた話。

　外国と違って、まだまだ遅れているのは、大道芸と大道芸人に対する態度。
　見て、拍手して、ささっと帰る。

　日本はチップ制ではないので、しょうがないとは思いますが、
　今後、静岡に大道芸の文化を根付かせるには、
　見るのだったら、お金を払うという意識を持って、評価して楽しむ。

　よかったなあ、すごいなあの気持ちとお金で評価してあげる。

　お金を恵んであげるのではありません。
　お金を払うのです。

　そうしなければ、他の街に大道芸も持っていかれることでしょう。

　機材を持ち、新幹線を使って来る大道芸人が多いでしょうから、
　チップも軽めのお札がいいですよね。