2009年08月07日

志太泉・脇田屋・國香の飲みなおし

 今夜も静岡県本醸造鑑評会に使ったお酒の飲みなおしです。

 少量づつ飲んで確かめています。
志太泉・脇田屋・國香の飲みなおし
 志太泉は上位入賞の常連蔵です。
 2007年は6位。
 2008年は2位。
 2009年は7位。
 2009年は生原酒を選びました。
 購入先の酒販店にあったからです。
 これが表に出るか、裏目に出るか、心配ではありました。
 順位から、結果的には気にすることはありませんでしたが。
 やはり原酒は濃いですね。
 審査の場合は、このお酒の前後のお酒にも影響されます。

志太泉・脇田屋・國香の飲みなおし
 伊豆の万大酒造の特別本醸造の脇田屋です。
 2009年ははじめて9位にランクインされました。
 ・・・なるほどの味わいですね。
 香りはフルーティーです。
 味わいもしっかりしたコクがあり、飲み飽きもしません。
 この旨味が人によっては、取り方が様々でしょうが、
 本醸造としては、よくできています。
 もっと上位に入っていてもおかしくない酒質です。
 静岡らしさを感じさせる1本です。

志太泉・脇田屋・國香の飲みなおし
 袋井の國香の特本です。
 静岡型御三家のひとつ、松尾さんが造られています。
 静岡型御三家とは國香、満寿一、喜久醉であります。
 それぞれ傳一郎、傳二郎、傳三郎の名をもらっています。
 冷たい状態で飲んでいますので、細かいところまではわかりませんが、
 新酒のような感じはなく、おとなしくてしっとりとしています。
 これだけで長い時間、味わってみなければ、このお酒のよさはわからないような気がします。
 私も静岡県本醸造鑑評会の審査員のみなさんと同じように、
 ちょっとだけ味わうことをしています。
 國香も熱狂的なファンが多いです。
 その気持ちがわかる1本だと思いました。



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Posted by 丸河屋酒店 at 20:30│Comments(0)日本酒
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