2009年04月13日

デザートみりん

 みりんは調味料だと思っているのが普通。

 私もそれは否定しません。

 でも生まれは飲料としてでした。

 江戸時代に料理に使えるぞと、料理人の世界でもてはやされ、
 文献に載ったために、飲むよりも料理に使われるようになりました。

 今では味見すらしてもらえない、悲しい飲み物みりん君。

 飲んでもらえるのは、養命酒くらいでしょう。
 養命酒はみりんに薬草などを漬け込んだ健康酒なのです。


 みりんにもいろいろありまして、そのまま飲める。
 飲めるばかりではなく、飲むと美味しい。
 まさにデザート感覚のみりんがあります。

 本みりんの中でも、米・米麹・焼酎が原料の純米本みりんです。

 糖度は40。

 メープルシロップまではどろどろしていませんが、
 かなりまったりした甘く香ばしい液体。

 メープルシロップともっとも違っているのは、
 純米みりんを飲む方がハッピーになります。

 お酒だからですよ。

 ホットケーキにバターをぬって、純米みりんをかけても良し。
 ホットケーキを食べながら、純米みりんを飲むも良し。

 静岡あさひテレビのとびっきり静岡が純米みりんを造る蔵元から
 生中継して、デザート感覚のみりんの使い方も紹介しました。

デザートみりん
 焼いたクレープ生地にアイスクリームを乗せます。
デザートみりん
 純米みりんをアイスクリームにかけます。
デザートみりん
 クレープ生地を巻いて出来上がり。
デザートみりん
 レポーターも美味しそうに頬張っていました。

 このようにバニラのアイスクリームに純米本みりんかけるのは王道であります。
 カフェバーやワンショットバーでは定番化しています。
 あくまで純米本みりんです。
 単なる本みりんでは、満足度50%未満でしょう。

 2月には伊太利亭の杉錦を囲む会でも最後に提供されました。
デザートみりん

 ということは、やはり美味しいってわけですね。

 杉錦飛鳥山純米本みりんは、そのままでもデザートみりんとして美味しいですし、
 デザートにかけても美味しい優れものですね。

 みりんは見直すべき時期に入ってきたのでしょうか。
 みりんのブームが来たりして。

 貯蔵期間が必要ですから、ブームになっても、なかなか手に入らない
 ことも予想されますね。

 まだまだブームは来ないでしょうから、丸河屋酒店にはいつもあります。



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Posted by 丸河屋酒店 at 20:40│Comments(2)みりん
この記事へのコメント
はじめまして!
クレープ&アイスに、純米みりんとはなんだかすごいですね。
今度、試してみます~♪
Posted by crepelovers at 2009年04月13日 23:01
 crepeloversさん、

 コメントありがとうございます。

 どうしてもみりんという観念が強いですよね。

 みりんという調味料。
 それに純米という言葉がついていますから、
 米っぽいと思われがち。

 でも、実際に、これ何だ?
 と出されれば、みりんとは思えないです。

 クレープつくりにも純米みりんを生かしてほしいです。
Posted by 丸河屋酒店 at 2009年04月14日 09:18
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