2009年02月20日

杜氏の次女さんからはじめまして

 今日はお客様からのメールで反省もし、
 また蔵元関係の方からの、はじめましてのご挨拶のメールもいただき、
 ご縁に感謝であります。

 はじめましてのご挨拶のメールをくださったのは、熊本の松下醸造さんの
 杜氏さんの次女さんからであります。

 松下酒造さんの杜氏さんは信国さんと言います。

 松下醸造さんは熊本も人吉からさらに奥に入った水上村にあります。

 熊本空港からバスで人吉まで来て、そこからは電車で水上村まで
 向かいますが、途中までしか駅はなく、公共機関を使っての到着
 は無理な遠いところにあります。

 私は以前、蔵元の松下さんを訪ねたことがありました。

 松下さんのご家族と杜氏親子で営む小さな蔵であります。

 杜氏さんの長女が事務をしていましたから、私が訪れた際には
 お会いしています。

 今日メールをくださったのは、その時にお会いしてくれた妹さん。
 私は会ったこともないのに、メールをいただいたことで、
 非常にうれしく感激しています。

 親の勤め先のお客さんまでは、なかなか挨拶はしないですよね。
 私だって、逆だったら、するのだろうか。
 しないかな、って思いますよ。

 彼女のメールには、これからも球磨焼酎をよろしくお願いします、
 と書かれていました。


 彼女のメールから、松下さんに泊まらせてもらい、
 みんなで飲み明かした夜を思い出しました。

 畳の大広間で10名くらいで飲みました。
 私も松下社長も酔いつぶれ、そのまま畳の上でバッタンキュウ。

 翌朝、目を覚ましますと、私の枕元にはビールのジョッキが置かれています。

 朝からビールかよ?

 そうではなかったですよ。

 お冷やが入っていました。

 二日酔いの私を心配しての親切でした。

 いくら飲んでも二日酔いの姿をさらすのはよくない。
 顔を洗って、お目目パッチリで朝食を食べようと食卓へ。

 おはようございます、これどうぞ、と湯のみ茶碗が差し出されました。

 これをグイット一息でお飲みなさいと奥様がおっしゃいます。

 私は今度も二日酔いのお気使いだと思い、
 ありがとうございますと一気に飲み干しました。

 と・・・・・のどを通った瞬間にグェェェェェェェェェ。

 何と、アルコール60度、いやいや80度以上もありそうな米焼酎だったのです。

 みんなで笑い転げましたよ。


 とまあ、こんな楽しいひと時を過ごした思い出がよみがえってきました。


 あんまり楽しくって、私も松下さんも誰一人として、蔵元の経営方針や、
 焼酎の内容について話すこともなかったです。

 これぞ地酒の姿。
 家族経営の姿です。

 松下さんの焼酎は人の営みの原点のやさしさ、思いやり、ユーモアが詰まった命の水です。

 ふるさとのお酒って、みんなこんな感じなのでしょうね。

 丸河屋酒店としては、酒販店として、松下さんの人柄を通しての焼酎を
 お伝えできればと、いくつかの焼酎を販売しています。
杜氏の次女さんからはじめまして



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Posted by 丸河屋酒店 at 12:43│Comments(0)焼酎
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