2008年11月22日
ボージョレーヌーボーとカツオの刺身

赤ワインに魚があうのか?
心配してくださる方もいらっしゃるでしょう。
しかも独特の香りがあるカツオですからねえ。
でもまあ、あわせてみましょうか。
ボージョレーヌーボーは有機栽培の盟主マルセルラピエールを選びました。
新酒らしい紫がかった色をしています。しかも濃いです。
11月ともなると冷え込みますから、冷蔵庫で冷やさなくとも飲めます。
もどりカツオはそろそろ終わりを告げるところ。
ギリギリ間に合うように、お魚屋さんとも相談して御用意下さい。
ボージョレーヌーボーとカツオ、ボージョレーヌーボーと醤油との相性はどうであるかみていきます。
カツオ+ボージョレーヌーボー=○ カツオの独特の香りとも反発することなく、カツオがやや硬くなり肉らしい触感も楽しめます。ただし単調な味なので、何かもう一工夫したい気にもなります。
醤油+ボージョレーヌーボー=○
ボージョレーヌーボーの旨味が増えるようにあいます。
次にカツオにしょうがと醤油をつけて、ボージョレーヌーボーとの相性をみます。
カツオ+醤油+ボージョレーヌーボー=◎
カツオの意外な一面を見たとでも申しましょうか。カツオと醤油の香りがあうことに加えて、さらにボージョレーヌーボーが加わったことにより複雑になります。カツオも醤油もボージョレーヌーボーによって洋風になりますね。口の中でもカツオと醤油の相性の良さに加えて、ボージョレーヌーボーがからんでいく。この3つが揃うことにより、2つまでではあり得なかった美味しさが広がります。まるで別天地に来たような気にしてくれます。カツオとボージョレーヌーボーとでまずまずだった相性をより美味しくなるように、醤油が花を添えてくれているようです。
ここで気になるのが、カツオにしょうがをつけるかどうかでしょう。ボージョレーヌーボーとしょうがの相性をみましょう。
しょうが+ボージョレーヌーボー=△
しょうがの辛さがワインで誇張されます。しょうがが勝ってしまう相性です。
しょうがは薬味として使われます。味ではなく、風味として彩りを添える風のようなものです。ボージョレーヌーボーをはじめとした赤ワインに対して、しょうがを普通の食事程度に使ったお料理は辛くなり過ぎます。
今回のような場合、わずかな量のしょうがを使うことにより、後味がピリッとして、次の一口を誘うこととなます。ピリッとさせたいなら少量のしょうがを御用意下さい。あくまで薬味で脇役の中の脇役ですから少量です。
!今日の格言!
ボージョレーヌーボーのような赤ワインには赤身の肉があう。マグロやカツオの魚だっていいぞ!
Posted by 丸河屋酒店 at 18:30│Comments(6)
│お酒とお料理の相性研究
この記事へのコメント
はじめまして、ブログ村からきました♪
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Posted by poo at 2008年11月23日 13:43
はじめまして、こんにちは。
コメントありがとうございます。
応援していただきうれしいです。
ブログ村からいらしたのですね。
私も「きき酒」「酒屋」「酒ブログ」に登録してあります。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
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どうぞこれからもよろしくお願いします。
Posted by まるちゃん
at 2008年11月23日 17:15

こんにちは♪
しょうゆにワインは合うんですね~ってことは
和食に合うってことですか。
ボージョレヌーボーまだ飲まずに冷蔵庫の中。
今夜あたり開けたいと思います^^
しょうゆにワインは合うんですね~ってことは
和食に合うってことですか。
ボージョレヌーボーまだ飲まずに冷蔵庫の中。
今夜あたり開けたいと思います^^
Posted by ピノ at 2008年11月27日 12:35
ピノさん
コメントありがとうございます。
ボージョレヌーボーは醤油を使ったお料理にはあわせやすいです。
ですから和食にもあうということにもなりますが、お醤油を使ったお料理は幅が広いので、必ずあうとも言い切れないです。
そして、ボージョレヌーボーの種類も多く、その銘柄によっても香味が違ってきます。
いろいろやってみるのが、よろしいかと思います。
私は酒屋の責任として、一般的なアサヒビールが輸入したボージョレヌーボーと、完全無農薬の味の濃いタイプの両方で試しています。
ボージョレヌーボーは大きく分けると、薄口と濃い口があります。
今晩はもうすぐ。
ワインで楽しんでくださいね。
コメントありがとうございます。
ボージョレヌーボーは醤油を使ったお料理にはあわせやすいです。
ですから和食にもあうということにもなりますが、お醤油を使ったお料理は幅が広いので、必ずあうとも言い切れないです。
そして、ボージョレヌーボーの種類も多く、その銘柄によっても香味が違ってきます。
いろいろやってみるのが、よろしいかと思います。
私は酒屋の責任として、一般的なアサヒビールが輸入したボージョレヌーボーと、完全無農薬の味の濃いタイプの両方で試しています。
ボージョレヌーボーは大きく分けると、薄口と濃い口があります。
今晩はもうすぐ。
ワインで楽しんでくださいね。
Posted by まるちゃん
at 2008年11月27日 16:26

こんばんは♪
今宵のヌーボーは薄口でした~
濃いのが好みかな。。。私は・・・。
今宵のヌーボーは薄口でした~
濃いのが好みかな。。。私は・・・。
Posted by ピノ at 2008年11月27日 23:51
ピノさん、
赤の薄口はボージョレーヌーボー独特のものです。
私はそこに気軽さを感じて気に入っています。
しかし、よくいるワイン通でスナッブの方は飲みもせずに、馬鹿にしたりします。
1980年代はボージョレーヌーボーを飲む会が多かったために、ボージョレーヌーボーを飲まない会も結成されていたりしてました。
来年は濃い口もご予約されて御賞味されるといいですね。
また楽しみが増えましたね。
赤の薄口はボージョレーヌーボー独特のものです。
私はそこに気軽さを感じて気に入っています。
しかし、よくいるワイン通でスナッブの方は飲みもせずに、馬鹿にしたりします。
1980年代はボージョレーヌーボーを飲む会が多かったために、ボージョレーヌーボーを飲まない会も結成されていたりしてました。
来年は濃い口もご予約されて御賞味されるといいですね。
また楽しみが増えましたね。
Posted by まるちゃん at 2008年11月28日 08:32