2009年02月07日

ブリ大根と古酒

 冬の定番、ブリ大根。

 これって絶対日本酒にあうよね。

 お酒を飲まない人だって、そう思うでしょう。

 純米酒の燗酒ならバッチリ。
 今日もこうやって、文章に書いているだけで、もう気持ちは晩酌へ。

 しょうがないのでありますよ。


 じゃあ、他の日本酒で何かない?

 そう聞かれたと過程してお答えしましょう。
 自作自演ですいません。
 まだ酔ってはないですから、まじめなお話。

 ブリ大根と古酒
 まずは一般的なお酒、今年の新酒とあわせてみます。
 左側のグラスです。
 飲用温度は冷やです。

 ブリ大根 + 新酒 = 
  やっぱり日本酒がいいねえ。
  煮物はごはんがないと食べにくいです。
  煮るほどに醤油が濃くなりますからねえ。
  ごはんで口中調味させるわけです。
  お酒もごはんの代わりになるものがいいのです。
  だから燗酒があうわけです。
  一般的なフレッシュな日本酒もブリ大根は美味しいです。
  あわないことはないのであります。


 次に古酒とあわせます。

 今回の古酒は14年経っています。
 平成5年産のお米を使って、平成6年に製造されました。
 常温で熟成させた本醸造であります。
 元々は海運のしぼりたて生酒であります。
 元々って、今もそうなんですが、熟成していますから。

 ブリ大根 + 古酒 = 
  いいね、いいねえ。
  煮物の香ばしい香りと古酒の香ばしさがあいます。
  ブリの魚っぽさと古酒の海のような昆布のような香りとあいます。
  醤油の煮詰まった濃い味に、この古酒が馴染みます。
  古酒でも薄口だからいいわけです。
  ぶり大根がすごく美味しくなりました。
  古酒が加わることによって、複雑な旨さが現れました。
  これは酒飲みにはたまらない旨さでありますよ。


 相性診断結果

 ブリ大根には日本酒の古酒がばっちりあいました。
 古酒は味の濃いタイプが多いですが、薄口がいいですよ。
 ちょっとだけでしたら、濃いめでもかまいません。


!今日の格言! 

 ブリ大根と古酒で最高。古酒は日本酒の赤ワインだ!

 日本酒も熟成してもうまくなります。
 世界中の人々に日本酒の熟成酒・古酒を知ってもらいたいものです。

 古酒は日本酒の中の赤ワイン的存在です。



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