2013年11月15日

白鷹 黒松

 白鷹 黒松 特別本醸造
白鷹 黒松
 伊勢神宮に選ばれた格式高い灘の伝統酒
 キモト造りの膿醇な辛口
 キモト特有のおし味が持ち味。
 ぐいぐいと舌に口中に迫ります。
 まさに舌鼓する辛口。

 白鷹はすべて本物の酒通のみが味わえる醍醐味、それが灘の伝統。
 香りのお酒を卒業した味で飲む人には最高です。

 白鷹黒松の香りはいわゆるお酒っぽい香りであります。
 米の香りとちょっとした熟成感があります。
 きれいな吟醸酒系の香りとは違います。
 白鷹の黒松は特別本醸造で、白鷹には青松という本醸造があります。
 違いは一言で言えば迫力の差です。
 とにかく黒松は力強いです。
 飲み応え抜群であります。

 このお酒も一口飲みますと、好みがはっきりします。
 「ああ、こういうお酒が飲みたかった」
 「最近はこういう感じの日本酒がなくなってたから、白鷹と出会えてよかったよ」とおっしゃる方もいれば、
 「これは私のタイプではないよ。」とおっしゃる方もいます。

 しかし、比較的共通してみなさんおっしゃるのは「燗をつけたらおいしいだろうね」、特に飲食店さんからは「燗をつけたらこれにかなうものはないのかも」と燗に対する評価が高いです。

 事実、燗のシーズンのみおかれる飲食店さんもいます。

 日本酒限らず、伝統文化は初心者にはわかりにくい。
 理解のない者を遠ざけるようであります。
 名を馳せて有名になる、たくさん売れる、多くの方から人気を得る。
 今どきのお酒の目指すのは、そのようなのが多いです。
 しかし、白鷹は灘流儀を継承しつつ、銘酒造りに取り組み続けています。


 白鷹の全ては決してへりくだらない一本筋の入った男酒。
 後世に残されるべき逸品です。


 保存管理について

 開封前の保存管理は冷蔵庫でいいです。
 ただし飲むときの温度は冷や(常温)から燗にしてほしいです。
 となりますと、飲む日の朝には冷蔵庫から出して常温に戻しておくこととなります。

 また、極一般的なお酒と比べると、手が込んだ”生もと造り”や”山廃造り”をしたお酒は、強く常温で置いておいてもへたりにくいです。真夏以外は冷蔵庫に入れなくてもいいと私は思います。

 こちらからご購入できます。


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Posted by 丸河屋酒店 at 11:30│Comments(0)日本酒
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