2009年02月28日
三千櫻純米Rの実力は?
岐阜の三千櫻の純米、純米生、純米生原酒袋吊無濾過と
順にきき酒してまいりました。
三千櫻は丸河屋酒店の2009年新入りの銘柄であります。
今回は純米Rをきき酒してみました。
三千櫻の純米Rの実力を測ったのであります。
蔵元に訪ねました。
「純米RのRって何?」
「何でもいいんですけど、一応 RICH TASTE としてあります。」
確かにラベルの左上に表示されていました。
五つ星ですよ。
これは自己評価の五つ星。
そこら辺を更に突っ込んで聞いてみますと、
「燗向きなんですよ。」
「三千櫻の中では最も燗向き。」
「コクを感じるようにしてあります、だから RICH TASTE 」
私は燗に向く本醸造とかがあるかと思い、
本醸造で燗がいけるのはありますか?
と聞いてみました。
「丸河屋酒店さん、うちは本醸造は造っていないんですよ。」
「本醸造をお買い求めの方には、この純米Rをおすすめしています。」
「そういう意味合いでは、Rは Regular(レギュラー)でもあるわけです。」
冷できいてみました。
すべての純米系、いやすべての三千櫻に共通している香りがあります。
桃を感じます。
薄いピンク色を感じます。
そして、この三千櫻純米Rは冷やでは、やや水っぽい。
お酒の中のアルコールと水が分離しているような気がしました。
やや舌にざらつく感じも見受けられました。
悪くはないが、特別どうってことのない、印象には残りにくい普通のお酒。
三千櫻の純米生や袋吊無濾過生原酒を知ってしまっていますから、
そう感じてしまうのもいた仕方ないです。
蔵元のおすすめ通りに燗をつけました。
まずは35度近辺の人肌燗から。
冷やとはまったく別物ですね。
水とアルコールが分離したようなことはなく、溶け合っています。
冷やではわからなかった酸味が強く感じられ、濃いお酒へと変化しました。
舌に感じたざらざら感もほぼ消滅。
面白いもんですよね。
飲用温度の違いから、こんなにも味が変わって感じられる。
成分は変化していないのに、人間の味覚の捉え方が違う。
燗の温度をもうちょっと上げて、40度にしました。
シャキッと締まった感触も感じられます。
香りはほのかに、味はほどよく濃い辛口になりました。
まさに食事との相性が良い食中酒です。
うれしくなりますね。
この時、この瞬間。
待ってましたとばかりに、無意識にも脳はあうおつまみを探し始めます。
三千櫻純米Rは新酒です。
旬なおつまみ、上りカツオのお刺身を私の脳はチョイス。
慌てて魚屋さんに走り、カツオの目節のブロックをゲット。
自分で包丁で切りました。
ポン酢にしょうがとニンニクがカツオのお刺身にあいます。
ほ~ら、こんなに美味しそうでしょ?
三千櫻純米Rにバッチリとあいます。
三千櫻純米Rの燗はおでんなどの鍋よりもお刺身が似合う1本です。
これだからお酒のある生活はやめれない。
お酒で生活が幸せになりますね。
P.S.
三千櫻さんから電話があり、三千櫻純米Rは50度でも55度~60度の
燗でも美味しさは変わらず、辛口の切れのある味わいになるとのことです。
順にきき酒してまいりました。
三千櫻は丸河屋酒店の2009年新入りの銘柄であります。
今回は純米Rをきき酒してみました。
三千櫻の純米Rの実力を測ったのであります。
蔵元に訪ねました。
「純米RのRって何?」
「何でもいいんですけど、一応 RICH TASTE としてあります。」
確かにラベルの左上に表示されていました。
五つ星ですよ。
これは自己評価の五つ星。
そこら辺を更に突っ込んで聞いてみますと、
「燗向きなんですよ。」
「三千櫻の中では最も燗向き。」
「コクを感じるようにしてあります、だから RICH TASTE 」
私は燗に向く本醸造とかがあるかと思い、
本醸造で燗がいけるのはありますか?
と聞いてみました。
「丸河屋酒店さん、うちは本醸造は造っていないんですよ。」
「本醸造をお買い求めの方には、この純米Rをおすすめしています。」
「そういう意味合いでは、Rは Regular(レギュラー)でもあるわけです。」
冷できいてみました。
すべての純米系、いやすべての三千櫻に共通している香りがあります。
桃を感じます。
薄いピンク色を感じます。
そして、この三千櫻純米Rは冷やでは、やや水っぽい。
お酒の中のアルコールと水が分離しているような気がしました。
やや舌にざらつく感じも見受けられました。
悪くはないが、特別どうってことのない、印象には残りにくい普通のお酒。
三千櫻の純米生や袋吊無濾過生原酒を知ってしまっていますから、
そう感じてしまうのもいた仕方ないです。
蔵元のおすすめ通りに燗をつけました。
まずは35度近辺の人肌燗から。
冷やとはまったく別物ですね。
水とアルコールが分離したようなことはなく、溶け合っています。
冷やではわからなかった酸味が強く感じられ、濃いお酒へと変化しました。
舌に感じたざらざら感もほぼ消滅。
面白いもんですよね。
飲用温度の違いから、こんなにも味が変わって感じられる。
成分は変化していないのに、人間の味覚の捉え方が違う。
燗の温度をもうちょっと上げて、40度にしました。
シャキッと締まった感触も感じられます。
香りはほのかに、味はほどよく濃い辛口になりました。
まさに食事との相性が良い食中酒です。
うれしくなりますね。
この時、この瞬間。
待ってましたとばかりに、無意識にも脳はあうおつまみを探し始めます。
三千櫻純米Rは新酒です。
旬なおつまみ、上りカツオのお刺身を私の脳はチョイス。
慌てて魚屋さんに走り、カツオの目節のブロックをゲット。
自分で包丁で切りました。
ポン酢にしょうがとニンニクがカツオのお刺身にあいます。
ほ~ら、こんなに美味しそうでしょ?
三千櫻純米Rにバッチリとあいます。
三千櫻純米Rの燗はおでんなどの鍋よりもお刺身が似合う1本です。
これだからお酒のある生活はやめれない。
お酒で生活が幸せになりますね。
P.S.
三千櫻さんから電話があり、三千櫻純米Rは50度でも55度~60度の
燗でも美味しさは変わらず、辛口の切れのある味わいになるとのことです。
Posted by 丸河屋酒店 at 09:16│Comments(0)
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