2008年12月28日

爆音響く心臓破りの坂

 今日も晴天。風もないし、ランニング日和かな。
 安倍川の土手でも行ってみよう、と飛び出したのが2時5分前。
 ここからの眺めでどうしても気になるのが、正面の小高い山の頂上にある一軒の小屋か倉庫。
爆音響く心臓破りの坂
 そうだ!今日はここまで行ってみよう。
 静岡西高校の裏、静岡県工業技術センター方面だ。
 しかしここから山に登る道など聞いたことがない。
 牧ヶ谷の観昌院方面から登れないか。
 丸子へ通づる観昌院坂があり、万葉集にも出てくる古の道。
 その時代は主要道路でありました。
爆音響く心臓破りの坂
 舗装してあるのに車両も歩行者も取れないようにしてある。
 ここがどうも臭い。
 いや、ここに違いない。

 ここからが急坂であった。
 車も人も通らないので、気を使わずに走れる。
 急ではあるが短い坂であった。
 はあはあ走りながら頂上に到達。
 眺めはいいなあ。
 静岡西高校のグランドから静岡市街地が一望。
爆音響く心臓破りの坂

 そして轟々とうるさい。
 どうやらこの建物の中から爆音が響いてくる。
 入っている坂でも聞こえていた。
爆音響く心臓破りの坂
 牧ヶ谷換気所。
 そうかあ、ここは静清バイパスのトンネル内の空気を管理している所なのだ。
 足元を見るとバイパスが走っている。
爆音響く心臓破りの坂
 コントロールタワーのようである。

 思えば、トンネル内にはゴーゴーと爆音が響いているが、それは車だけではなく、
 飛行機のエンジンのような形をしている大きな扇風機。
 そこらから空気を吸い取ったり、入れたりしているのが、換気所。
 下山してトンネル内に入って、ジャンボ換気扇でも見てみよう。
爆音響く心臓破りの坂
 丸子藁科トンネルの表示。
 ここから入り恐ろ恐ろ進入。
爆音響く心臓破りの坂
 距離もあり、暗くてフラッシュをたいてもうまく映りませんでした。
 そばに立っていられないくらいの恐怖心。
 爆音の脅威であります。

 これで疑惑の建物の件は一件落着。

 これだけで帰るのも、走った気がしない。
 ここから川を下って駿河大橋を目指す。
爆音響く心臓破りの坂

 私の影も映ってしまっています。
 駿河大橋はタイルが張ってあって明るいし、富士山も障害物なく見える。
 思わず走るペースも早くなる。

 駿河大橋を渡って、北へ向かえば最初の安倍川のグランドだ。

 もどろうか、どうしようか。
 ええい。
 もうちょっと走ろう。

 駒形通りを東進し、市街地の七間町、呉服町を過ぎて、県庁のある駿府公園まで来た。
爆音響く心臓破りの坂
 駿府公園の中堀を一周回ろう。

 そこから本通を西進し、再度安倍川に到着。
 安倍川餅発祥の安倍川橋、旧東海道の安倍川の袂に到着。
爆音響く心臓破りの坂
 ここを北進して田町のグランドに戻った。
 国土建設省の時計は4時15分を指している。
爆音響く心臓破りの坂

 これで終了となりました。

 今日はおよそ15キロを2時間20分と遅めに走りました。

 散策も行くぞというきっかけになります。
 写真も撮りましたし、充実のランでありました。



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Posted by 丸河屋酒店 at 17:49│Comments(0)スポーツ
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