2012年01月04日

伊勢神宮の御神酒

 伊勢神宮の御神酒をいただきました。販売はしていません。

 お酒は飲むという行為ですが、
御神酒となると、いただくという言葉になります。

 このお酒はSBS学苑日本酒講座の受講者さんからいただきました。
 ありがとうございます。
伊勢神宮の御神酒
 これはあくまでいただいたお酒であって、販売していません。
 お酒でありますが、ビールやジュースと同じ王冠です。
 陶器なのに、ですよね。
 日本国の王と冠の二文字の影響でしょうか。

 さて、あの伊勢神宮の御神酒です。
 どこの蔵元が造っているのでしょう?
伊勢神宮の御神酒
 これはあくまでいただいたお酒であって、販売していません。
 それは灘の白鷹であります。
 日本酒講座にもゲストでお越しいただいたことがあります。

 白鷹は山田錦を最初に使った蔵元であり、
山田錦の親である山田穂を伊勢神宮近くから持ち帰ったと
言われる話があるくらいですから、
伊勢神宮と白鷹は何かの縁で結ばれているのでしょう。

 上の写真の通りに御神酒ではなく、
御料酒と書かれています。

 この辺の意味は、まだ聞いてはいませんが、
どことなく歴史を感じるではありませんか。

 菊の紋が入った平盃で飲みます。
伊勢神宮の御神酒
 これはあくまでいただいたお酒であって、販売していません。
 平盃で飲むこと自体、
このお酒の香りが想像できますが、
予想よりも少し穏やかな香りでした。

 この香りは昔から「お酒の匂い」と表現されています。

 果実香でもなく、穀物香でもなく、老ねた熟成香だけでもない、
灘独特の灘香も伴った、これまでの日本酒の歴史を支えてきた
香りの一つの典型であります。

 お歳暮用に特級あるいは超特選という表示がある灘のお酒、
この時期ならまだデパートあたりに並んでいるかもしれません。

 勉強と思って試してみるのもよいと思います。

 それから味わいです。

 さすがは灘の名酒、白鷹だけのことはあります。

 吟醸酒ではない名酒のきき酒の定義の「甘辛ピン」の模範酒。

 まったくさすが。
 味わいだけできき酒したら、このお酒は超一品であります。

 私だけがいただきましたが、教材として使いたい逸品であります。



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Posted by 丸河屋酒店 at 18:54│Comments(0)日本酒
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