2009年03月18日

日本酒の楽しみ方講座第78回

 静岡駅ビルパルシェにあるSBS学苑パルシェで日本酒の楽しみ方を開講。

 今回のテーマは「静岡のお酒」。

 こんなに一杯の静岡酒をご用意しました。
日本酒の楽しみ方講座第78回
 300mlが12本と720mlが3本であります。

 静岡県を東部、中部、西部と3つに分けました。
日本酒の楽しみ方講座第78回
 東部 本醸造300ml-2本 純米300ml-2本 純米吟醸720ml-1本
 中部 本醸造300ml-2本 純米300ml-2本 純米吟醸720ml-1本
 西部 本醸造300ml-2本 純米300ml-2本 純米吟醸720ml-1本

 このようにご用意しました。

 銘柄がないのは、あくまで地域のお酒と認識して、きいてもらいたいからです。
 銘柄があるのは、発売されたばかりの新酒の商品。
 お気に入りがあれば、酒販店でまったく同じ品質のお酒が手に入ります。

 静岡県のお酒に影響する要因を探りました。

 「地理」「気候」「人」「歴史」「米」「水」「酵母」
日本酒の楽しみ方講座第78回

 いま美味しく飲まれている静岡酒のここまで。
 これから静岡酒はどうなっていくのか、いくべきか。

 このようなことを意見を出し合う講座となりました。

 お酒は嗜好品でありますから、本醸造と純米と純米吟醸で、
 どの地域のお酒お好みかも聞いてみました。

 いずれも中部のお酒が人気。

 これはここ静岡市が中部であることが理由でありましょうか。
 普段何気なく摂取している水も中部のお酒の水に近い。
 馴染んでいることが理由であると推定されました。

 おつまみは静岡の食材をテーマに作っていただきました。
 薬膳料理「いわと」作であります。
日本酒の楽しみ方講座第78回
 私も講座終了後に自宅でお酒をあわせてみました。

 今日が今期の最終日であります。

 転勤なんかで、来期はお越しになれない方もいるかと思います。
 そこでお酒の本についてお話しました。

 お酒の本は毎日出版されているくらい、出回っている数が多いです。
 では、何を信じて何を読めばいいのか?

 お勉強の基本として坂口謹一郎先生の本をおすすめしました。
日本酒の楽しみ方講座第78回

 坂口謹一郎先生がお書きになった、これまでの本を5冊に要約して
 出版したのが、このシリーズ。
日本酒の楽しみ方講座第78回
 これだけ読めば、日本酒のことはだいたいわかると思います。

 でも、このシリーズも絶版。
 古本で買うしかありません。

 日本の酒や世界の酒、古酒新酒は数百円で買えると思います。

 これからもお酒を愛飲しながら、お勉強もしていってくださいよと
 願いをこめました。

 来月は新期として、4月21日にスタートします。

 SBS学苑パルシェの日本酒講座の御受講お申し込みは、
 SBS学苑パルシェまでどうぞ。 054-253-1221



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