2009年09月13日

バラの香りが生まれる組み合わせ

 こういうこともあるのですね。

 お酒とお料理をあわせたら、バラの香りが口中に生まれました。

 嘘だろう?

 いやいや、ほんとなんですよ。
 たまんないですよ。
 こういうことがあるから、お酒とお料理の相性研究はやめれません。

 どうやったかって。

 はいはい、順番に説明しますからね。
 あせらない、あせらない。


 フライパンにオリーブオイルを引き温めます。
 きざんだにんにくを入れます。
 小さくしたベーコンとトマトとインゲンを
 いっしょにフライパンで焼きます。
バラの香りが生まれる組み合わせ

 にんにくを主体として、美味しい匂いが部屋中充満しています。

 これを甲州産の白ワインとピノノワール産の赤ワインとであわせていました。

 赤ワインですと、渋味が残ってしまいました。
 赤ワインが強すぎました。

 白ワインですと、これが驚きのハーモニー。

 よくお酒とお料理のマリアージュ(結婚)と言われますが、
 出会って、新しいハーモニーが奏でられましたから、
 出産ですよ。
 お酒とお料理の出産です。

 マリアージュはフランス語でしょ。
 出産のフランス語がわからなくてすいませんね。
 だれか教えてください。


 さて、あわせた白ワインはこちら。
バラの香りが生まれる組み合わせ
 丸河屋酒店でも食卓でも定番のルバイヤート甲州シュールリーでございます。

 トマトにインゲン、そしてベーコンやにんにくを同時にほおばり、
 その後にルバイヤート甲州シュールリーをあわせますと、
 なんと、
 口中にバラの香りがしてくるではありませんか?

 紫色のバラであります。

 バラはどんな色をしていても、中心は黄色などで構成されています。
 紫色のバラも中心は黄色と赤色があります。

 ドイツワインにも多く見られる香り。

 おそらく、ルバイヤート甲州シュールリーとトマト+α によって、
 生まれた香りと思われます。

 α がにんにくとベーコンとインゲン。

 星の数ほどあるお酒とお料理の相性。

 こういう第三のハーモニーを生む相性であり、
 組み合わせは稀であります。

 気分的には新しい星を見つけたうれしさです。


 簡単ですからいかがですか?

 丸河屋酒店でルバイヤート甲州シュールリーを買い、冷蔵庫に入れる。
 冷蔵庫で適温(12度くらい)まで冷やしている間に、食材を調達してお料理。
 お料理のもりつけが完了しましたら、ワインのコルクを抜いて、グラスにそそぐ。

 あとはおわかりですね。

 天国へと、いやいや、そこまで行ってしまっては、さあ大変。

 素敵なひと時があなたを待っていますよ。



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