2009年01月28日

古いランナーズからの発見

 ランニングをはじめて、大会にでも出ようかと思う頃は、
 ランニングの専門書を読みたくなる時期であります。

 ランナーズが市民ランナーには人気です。
 シューズの宣伝もありますし、大会の日程表もついています。
 ランナーズを読むと、衝動的にも大会にエントリーしてみよう。
 よ〜し、やってやるぞうとなってきます。

 陸上競技という本もあると思います。
 こちらは現役の学生らを対象としているようです。

 私は数年子育てで忙しく、走るのもままならなかったので、
 ランニングの本も買っていません。
 時折、図書館で見つけては読むくらいです。
古いランナーズからの発見
 本棚には2005年5月のランナーズがありました。
 古新聞とか古本って、見つけると、じっくり見たくなります。
 私だけではないでしょうが、どうしてでしょうか。
 人間として本能的な習性ではないかと思いますが。

 2005年に買った時にもじっくり読んだはずです。
 しかし今日は発見がありました。
 内容は忘れているのです。
 これも人間の習性でしょうか、私がとろいからでありましょうか。

 キャッチ−な特集としては、ウルトラマラソンがあります。
 丹後100キロウルトラマラソン、にちなんおろち100キロマラソン、
 みかた残酷マラソン、宮古島100キロウルトラマラソン、
 隠岐の島100キロウルトラマラソン、などなど、たくさんあります。

 私が発見した、別の言い方をすれば、勉強になり、感動すらおぼえたのは、
 愛知県の豊川工業陸上部についてであります。

 勝つためだけにやっているのではない、自分でやると決めた以上は最後までやり抜く。
 だから大会が終わっても、卒業式の前日まで部活はある。
 途中の退部もなし。
 やる気のない生徒がいない方が強くなるが、それでは一時的。
 やる気のない生徒も引っ張り上げて強くしていく。
 それが伝統につながる。

 練習しさえすれば強くなり、勝てるのか。
 答えはノーだ。
 練習をすれば力はつく。
 しかし日常生活をきちんとできなくては、いざとなったときにはその力が出し切れない。

 挨拶から礼儀作法まで徹底しているので、走る禅僧集団と言われることも。
 大人になると、日常生活のことは注意されません。
 注意してくれる人もいません。
 大人になってからでは、力を出し切る習慣はなかなかつけられない。
 豊川工業出身のランナーが大学や実業団で目につくのは、
 このようなことを身につけて育っているからでありましょう。

 生徒も立派ですが、指導者である監督の情熱がそれ以上なんですね。

 基本は日常生活、朝、親から起こされる子と、自分から起きる子では、
 もうその時点から差が出てくる。

 うちの子は一番上が小2と小さいけど、しつけもしっかりしなくては。
 その前に親である自分らがお手本。

 お酒を飲んでいて、いつまでも長くテレビの前に居座り、ぐだぐだして、
 子供から注意されないようにしなくては。



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Posted by 丸河屋酒店 at 12:17│Comments(0)
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