2009年05月18日

きき酒テクニック1:雪解け水のような

 2時間前に予告しました通りに、きき酒テクニックをはじめます。

     (ペコ)

 きき酒テクニックは日本酒に限らず、他の酒類についても行う予定です。
 気楽にやります。(ギャラをもらっているわけでもないですし)

 今回のきき酒テクニックは「雪解け水のような」であります。icon04

 きれいでしょ?face06
 格好いいでしょ?

 こんな表現したいですよね。

きき酒テクニック1:雪解け水のような
 用意されたお酒は新潟の越越後です。
 美の川酒造の本醸造の生貯蔵です。


 香り

 ほのかに優しい感じよい香りがします。
 吟醸酒のようにはっきりとしたフルーツなどが想像できる香りではありません。
 何となく、いい感じが漂う。そのくらいの強さです。
 優しいイメージを作っている上新粉や大福などの白い物の香りがします。
 ライチやイチゴなどのフルーティーさも若干あります。


 

 口に含んでみます。
 口当たりは瑞々しいです。
 きれいでまったく汚れのないタッチがします。
 そして、米の粒子をすごく砕いた感触が舌を優しく包み込みます。


 ここまでの香りと味わいで「雪」を連想させてくれます。


 ここからです。

 口中での出来事です。

 すっきりとしていて、瑞々しく、味わいの伸びを感じます。
 シャープに切れていく、アルコールらしさの清涼感があります。

 ここが「水」を感じる所以です。


 「雪」と「水」をあわせますと「雪水」になります。

 「雪水」とするよりは「雪解け水のような」にする方がきれいでしょ。



 もう一度解説しましょう。

 もやもやっとして優しい香り。
 よくこなれた米粉が舌の上にある。
 すっきりと切れる。

 「雪解け水のような」と表現するお酒の三拍子です。



 「雪解け水のような」お酒は新潟や秋田などの日本海側の雪国に多いです。

 しかも「本醸造」や「純米酒」に多く、その中でも「生貯蔵」に多いです。

 もうひとつ加えますと、「原酒」ではありません。

 原酒は搾ってから加水調整してないお酒で、アルコールが強く、
 雪をイメージする感覚ではないです。

 アルコール13度から16度までに多いです。


 どうぞどうぞ、ご遠慮せずにお使いください。

「雪解け水のような」お酒。


 お酒ではないですが、サントリー南アルプスの天然水。
きき酒テクニック1:雪解け水のような
 その裏には、
きき酒テクニック1:雪解け水のような
 「雪どけの味がする」とあります。



 次回は「こな雪のような」のお酒の登場です。



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Posted by 丸河屋酒店 at 20:30│Comments(0)きき酒テクニック
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