2009年05月13日

シャンパンサングリア

 イチゴをたくさんもらいました。

 こんなに一杯食べきれないよ~。
 どうしよう。

 そうだ!

 これを使ってサングリアを作ろう。
 サングリアは赤ワインを使うけど、
 今日はスパークリングワインにしよう。
 サングリアに白ワインを使うとサングリアブランカですから、
 スパークリングサングリアブランカが正解なのですが、
 わかりやすい名称をということで、シャンパンサングリアとします。

 用意した冷えた日本のスパークリングワイン。
 山形県の高畠ワイン。
 それも高畠嘉スパークリングシャルドネ。

 グラスにイチゴを乗せてワインを注ぎます。
 雪の中にイチゴが埋まったかと思うくらいきれいな泡に包まれます。

 泡がおとなしくなりますと、瑞々しさ一杯のイチゴ。

 スパークリングワインだけでも美味しいのに、イチゴの風味が加わりました。
 見た目からしてgoodです。


 この美味しさに調子をよくして、次は夏みかんであります。

 イチゴと同じように、むいた夏みかんに高畠嘉スパークリングシャルドネをかけます。

 柑橘系の酸味が心地よいです。


 よ~し、こうなったら、イチゴも夏みかんもいっしょにしてみよう。



 どうですか?

 簡単ですごく美味しいスパークリングサングリア。
 シャンパンを使えば、シャンパンサングリアです。


 冷蔵庫に入れて一日経ちますとスパークリングワインの炭酸はなくなり、
 ワインの中に果実が抽出されます。


 果実を取り出して飲んでもいいです。

 きれいでしょ。

 これも美味しいですよ。


 初夏からの季節にピッタリですね。  


Posted by 丸河屋酒店 at 20:30Comments(0)ワイン

2009年05月13日

忌野清志郎がもたらした復縁の涙

 忌野清志郎やRCサクセションについて書いたりしてきました。
 高校時代にバンドを組み、RCサクセションの曲もコピーしてきましたなど。

 高校時代なんて、時間の上では、もうはるか昔。
 自分の中ではそんな昔ではないですが。

 当時のベースギターを担当していた彼からメールが来ました。

 「やっぱりRCサクセションは最高。」
 「磐田でのライブのテープをあらためて聴いてそう思った。」
 「お互い、今の人生がんばろう。」


 彼は静岡から離れてしまっているので、ずっと疎遠になっていました。
 東京で彼のバンドがLPレコードを発売して、それをもらったのが最後。

 だから26年ぶりの連絡です。


 いやいや、うれしかったですよ。
 26年ぶりに連絡をくれたこと、このブログを読んでいてくれた。

 もしかしたら、忌野清志郎さんの死去がなければ、
 もっともっと先のことになっていたかも。

 もう永久に連絡も取れない仲だったのかもしれません。


 私からも「何やってるの?」と聞きました。

 彼から再度メールがあり、障害者の訪問介護やバンドもずっとやっているとのことでした。


 やっぱりまだ音楽を続けているのだなあ。
 俺なんて、あそこで終わっちゃった。

 RCサクセションの存在を知ったのも、
 RCサクセションのコンサートを最前列で見れたのも、
 彼のおかげ。
 徹夜ですみやの前に並んでくれていました。


 いろんなことを思い出しちゃって、涙が出てきてしまいます。

 忌野清志郎に感謝。

 普段は酒縁に感謝と銘打っていますが、
 今日は音縁に感謝であります。


 「夢かもしれない でもその夢を見てるのは 君一人じゃない 仲間がいるのさ」
 
  忌野清志郎 IMAGINE より


     ありがとう。  


Posted by 丸河屋酒店 at 14:30Comments(2)

2009年05月13日

君盃:特別注文別撰18本のみ

 静岡市駿河区の君盃酒造に出向きました。
 とある3月のことでした。

 搾ってあるお酒をタンクごとにきき酒させてもらいます。
 酒屋はバイヤーでありますから、出来たお酒の酒質をみて、
 最終的にどうような商品になるのかを想定して、買い付けることもあります。

 商品はそもそもメーカーから銘柄が決められているのがほとんどです。

 君盃だったら、めぐりあいとか木枯の森とかです。
 磯自慢だったら本醸造とか純米吟醸とか、わかりやすいでしょ。

 このようなすでに商品となって出荷されるお酒を仕入れることもあったり、
 商品化される前の段階で、特別オーダーして、その分はちょっと変化を
 つけて、全然別な商品にしたりします。

 よくあるのは、当店オリジナル酒です。

 これは中味がオリジナルではなく、ラベルがオリジナル。

 これはこれで問題外です。


 ここに紹介するのは、私の中では当店オリジナルではありません。

 特別注文酒です。


 余談:
 ずっと前に「大器晩成」をいうオリジナルを造りました。
 私が一人の蔵人となり、プロデュースしながら製作したことがありました。
 醸造機材も持ち込んでの製作ですから、そこまですればオリジナルです。


 君盃さんで3月にきき酒してすごくよかったのがありました。
 何の銘柄になるのかは、わかりません。
 ただただタンクにお酒が入っているだけですから。

 そのお酒は売ってもらえるのかどうか?

 売ってもらえるとしたら、何本くらいなのか?

 私はタンクに入っているこのお酒の瓶詰めまでの作業工程を指定して、
 見積もりをとってもらいました。

 作業が大変な分は価格に乗ってきます。
 蔵元に変な無理はさせるわけにはいきません。

 特別注文酒は一括現金で支払います。

 そのお酒がようやく丸河屋酒店に来ました。

 出来たてほやほやの状態で、君盃さん親子が持ってきてくれました。

 君盃別撰という名がつけられています。

 私は名前やラベルはこだわりませんから、そちらでご都合のいいようにしてください。
 そのようにお願いしてありました。

 君盃別撰は1.8Lが18本限りで、1本が¥1,785 となります。

 この18本の中で今月から売ることができるのが6本。

 後の12本は6月中旬からが良いと考えています。

 君盃別撰を見てわかりました。
 これは平成3年まであった特級酒クラスのお酒。
 税金が¥800くらいかかっていました。
 級別廃止がなされていなければ、¥2,500 以上していることになります。

 少なくとも¥2,000 クラスの価値は十分あると思います。

 内容については、ここでは申し上げれませんので、ご承知ください。  


Posted by 丸河屋酒店 at 11:30Comments(0)日本酒

2009年05月13日

ニューヨークでラーメン大流行

 日本全国の著名ラーメン店が東京進出を目指したのが1990年代。
 西新宿などが激戦ラーメン地区と騒がれたりしていました。

 それから十数年、21世紀に入ると流れが変わりました。

 「世界の中心で愛を叫ぶ」に引きづられる如く、
 東京からニューヨークへの出店ブームが起きました。

 近頃は、日本人のラーメン店だけでなく、
 アメリカ人によるramen shopも増えてきました。

 今や、Ramen は NewYorker の soulfood として定着。

 彼らにとって、ラーメンはファッションのように、人々の間で話題にされているようです。


 これから先、ラーメンがおすしのように発展していったら、
 それは面白いことになりますね。

 ラーメンはおすしよりも創作の自由度があります。

 どんなRamenが飛び出してくることか。

 早く、そんなRamenが日本に逆輸入されないかなと思っています。



 またおすしよりラーメンは家庭でも作りやすいですね。
 プロではなく、一般の日本人がニューヨークのプロに伝授するなんてこともあり。


 これから益々楽しみなアメリカのRamen であります。


   「only Original Noodles for You!」

   「は~い。 私にもラーメン下さい!」  

Posted by 丸河屋酒店 at 08:30Comments(0)食べ物