2008年11月02日

醤油を使わずにカツオとお酒をあわす方法

 カツオやマグロなどの赤身の刺身は、日本酒にはバッチリあいます。ショウガやニンニクと醤油をつけて食べます。

 では、醤油を使わないで、カツオを食べるのにはどうしたらいいのか?

 しかも日本酒のみならず、白ワインにも赤ワインにもあうように。つまり今回は醤油を使わないで、カツオの刺身とお酒を美味しくいただけないか?これをテーマに試行錯誤してみました。


 そこで上のように調味料を揃え、カツオの刺身に付けて、お酒との相性をみることからはじめました。

 用意した調味料は、ごま油、トマトピューレ、トマトケチャップ、黒胡椒、コチジャン、レモン、キムチ、オリーブオイルであります。たまたま手元にありました。

 お酒はジェイコブズ・シャルドネ、ジェイコブズ・カベルネソーヴィニオン、鶴齢特別純米山田錦であります。

 お酒は一般的な辛口白ワイン(シャルドネ種)、ボディのある赤ワイン(カベルネソーヴィニオン種)、旨味のある純米酒を選びました。特に銘柄にこだわったわけではありません。

 まずはこれら3本とカツオの刺身に何もつけないで、相性をみてみました。赤ワインと日本酒があいました。そして、それぞれの調味料とお酒との相性をみました。

 その結果「カツオ+キムチ」とお酒の相性がいいので、次に「カツオ+キムチ+?」とお酒の相性をみていきます。

 ?にはごま油とコチジャンと黒胡椒が合格。したがって、次のようにするのが良いのではと試してみます。

 「カツオ+キムチ」+「ごま油+コチジャン+黒胡椒」

 ここでどうしても気になることがあった。ワインとトマトの相性は良いはず。上の組合せに隠し味としてトマト系を加えたらどうか。トマトピューレよりもトマトケチャップの方が相性がよいとの結果が上から出ているので、トマトケチャップを隠し味に入れてみた。

 その結果は相性度として入れても入れなくてもいっしょでした。ケチャップを入れると辛味が和らいでまろやかになるが、酒類との相性は変わらないくらい。しかし食べる時の香りの変化は現れました。ケチャップを入れるとケチャップらしい野菜の香りが立ってきます。ケチャップについてはケチャップが好きな方はチョットだけ隠し味程度に入れてもよいかと思いました。


 相性研究結果

 醤油を使わずにカツオとワインと日本酒をあわせることが今回のテーマでした。各種の調味料を用いて、試行錯誤し、カツオ+キムチ+ごま油+コチジャン+黒胡椒(+ケチャップ)のレシピを完成させることができました。



!今日の格言!

 キムチはワインに合わせやすい。更にワインにあう調味料を加えよう。

 詳細はカツオの刺身(醤油を使わない)と酒類  

Posted by 丸河屋酒店 at 21:03Comments(2)お酒とお料理の相性研究